「やっててよかった 公文式」でおなじみの公文ですが、学ぶことができる教科や月額料金はどのようになっているのでしょうか。
公文は有名なわりに知らないことも多かったので、調べてまとめてみることにしました。公文の口コミや評判もまとめたので、ぜひ参考にして下さいね。
目次
公文とは
公文は週2回教室に通って学習するスタイルで、幼児期から始めることができます。
学習する教科は選択することができますが、2教科・3教科選択した場合でも、週2回の教室の日にまとめて学習することになります。
公文の特徴
スモールステップ学習
公文の教材は、まだ鉛筆を持ったことがない子どもから、小・中・高・大学の教養レベルに至るまで用意されています。
少しずつ学習レベルが高められる内容や配列になっているので、段階を追って学習することが出来ます。
自分のレベルに合った教材からスタート
公文では、幼児から大学生以上にまで対応しているプリントが、各教科ごとに何千枚も用意されています。
入会してすぐに「学力診断テスト」を受けます。その結果を見て自分に合った教材からスタート出来るので、安心して学習を始められます。
3教科を学習
公文では、「国語・算数(数学)・英語」の3教科を学習することができます。社会や理科はありません。
ただ、国語と算数を学習することで、物事を理解したり表現したりする力を身につけることが出来るので、結果として理科や社会の成績も上がるという効果があります。
公文の口コミと評判
公文の口コミと評判を集めたので、参考にしてみて下さい。
娘は3教科学習しているので3教科分ですが、子供の学習に対する意欲や、学力の向上に繋がっているので、満足しています。
生徒一人一人のことをよく考えてくれます。子供の話を聞いていると、細かい所もよく見て日々褒めてくれるので、子供の意欲向上に繋がっているようです。安心して子供を預けられます。
学年を超えて、勉強できるため、入塾当初は学年より下の教材をやっていた娘が現在では2学年上の教材を解いています。努力をすればするほどどんどん先に進めて、本人のやる気に繋がっています。
とても計算力がぐっとあがりますが、かなり子供には負担で、イヤイヤ通っている感じでした。宿題も多くて、子供のやる気を損ないます。できる子はいいのかもしれないですが、そういう子は、なかなかいなさそうでした。
公文に通わせたことは、後悔はしていませんが、子供にはかなり負担だったかなと少し感じました。
公文を続けたことで、今、計算力がついたとは思いますが、通わせている間、子供もそして嫌がる子を連れて行く親の負担もかなりありました。
宿題をたくさん出され、計算も何度もやったので、計算はかなり早くなったと思います。漢字もよく出来るようになりました。
しかし、公文式の特徴と思いますが、まず問題を出され、考えた上で分からなかったら先生に聞きに行くというやり方が、恥ずかしがり屋のうちの子供には合わなかったみたいでした。
自分の出来る量に合わせて、プリントを渡されます。時間をはかって、目標タイムまでに終わらせられるように、がんばります。宿題も、量は自分できめられるので、やりやすいです。
席は、たくさんあるのですが、公文に行く時間によっては、すごく混んでいて、席があくのを待つ時があります。丸付けの順番も時間がかかる時があります。
もう少し低価格でしたら嬉しかったのですが、どれもこれも習いたいという気持ちでやるとどんどん高くなってしまいます。
やる気があればどんどん進んでいけるスタイルでいいと思いますが、のんびり屋のうちの子には楽しくなかったようで、個人差があると思います。
実際の学年よりも先の学習をするので理解させるのは大変だと思いますが、3学年先まで理解して回答しているのを見ると、やはり先生は流石だなぁと思います。
算数は、ひたすら計算を解いていくのが中心ですが、図形や文章問題も数をこなして慣れさせて頂きたいです。
子供一人一人の能力に合わせてくれ、無理のない宿題量で子供も毎日楽しく勉強していました。何回も同じことの繰り返しのようだけど、日々できるようになるのが本人も嬉しかったようです。
最初はとても不安でしたが、先生がとても優しくてアットホームなかんじだったので子供もすぐに慣れ楽しんで通うようになりました。一人一人に合わせてくれていたので無理やり勉強させることもなく、ことわざ等もゲーム感覚で遊びながら自然と身についていったと思います。
国語と算数を習いましたが、国語は読む力がついたと思います。宿題も毎日あるので、勉強しない日が無い。
最初は可哀想かな…とも思いましたが習慣になったので、良かったです
うちは公文の国語でとても伸びました。相性もあるかもしれません。
公文の文章問題の続きが読みたくて公文教室の貸し出し本や図書館で借りて読破しました。
読むスピードがすごく速くて理解したのか疑問でしたがしっかり理解していました。
料金も無理なく通わせられるので安心できます。選択する科目により料金も変わりますが、満足です。子供の成長にあわせてその時により選ぶ科目もかえられます。
かなり細かく指導してくださりこどももプリントを進めるのが楽しいようで、通わせてよかったと思っています。制限なく進められるので次へ次へいくのが意欲を引き立てます。
公文は自分より上の学年でもどんどん進めることが出来るシステムですが、もちろん子どもによって合う・合わないはあります。
また、教室や先生との相性もありますので、まずは無料の体験学習に参加してみることをおすすめします。
公文の料金と支払い方法
料金
公文では、入会金・教材費はかかりません。公文の1教科あたりの料金は、以下の通りです。
対象 | 月額会費(税込) | |
東京・神奈川の教室 | それ以外の教室 | |
幼児・小学生 | \7,700 | \7,150 |
中学生 | \8,800 | \8,250 |
高校生以上 | \9,900 | \9,350 |
英語学習を開始するときには、専用リスニング機器「E-Pencil」を購入する必要があります。値段は6,600円(税込)です。
支払い方法
公文式教室では、基本的に
- クレジットカード
- 口座振替(銀行・ゆうちょ銀行など)
の方法で会費を支払うことができますが、教室により支払い方法や支払い期日が異なることがあります。詳しい手続きの方法は教室まで問い合わせてみて下さいね。
公文の入会方法とお得な特典!
入会方法
公文に入会するまでの流れは、以下のようになります。
入会前には、無料体験や教室見学をすることも可能です。
入会特典(くもん友の会)
公文の教室に入会すると、自動的に「くもん友の会」に会員登録されます。くもん友の会には、さまざまな特典があります。
リュックがもらえる!
公文の教室に入会すると、入会特典として公文オリジナルのリュックを無料でもらうことができます。
出典:『公文』公式サイト
教室に通うときに使える、便利でかわいいリュックです。
丈夫に作られていますが、4年以上経ってボロボロになってきてしまった場合は、教室の先生に言うと新しいリュックと交換してもらえます。
『くもん友の会プレゼント』がある!
「くもん友の会」には、ポイント制度があります。学習する教科の数とその期間によってポイントがたまり、賞品と交換することが出来ます。
その他
その他、
- 教育情報誌『Capable(ケイパブル)』が年4回届く。
- 『デイトブック』がもらえる。
などの特典もあります。
デイトブックは「くもん友の会」のオリジナル手帳のことです。携帯しておくと、指定の各種レジャー施設でお得な優待を受けることが出来ます。
公文でできる、無料の体験学習
体験学習は、何歳からというのは特に決められていません。「子どもが興味を持ったかな?」という親の判断で参加することが出来ます。
教室によっては幼児を中心に体験する時間を設けている所もありますが、全ての教室で行っているわけではありません。
詳しくは各教室に問い合わせてみる必要があります。
体験学習の期間
公文では、入会前に無料で体験学習することが出来ます。無料体験は年に3回(2月・5月・11月)の期間限定です。
期間中は、2週間で4回の教室学習をすることが出来ます。英語・算数・国語から選択、もしくは複数教科を同時に体験することも可能です。
体験学習の内容
体験学習は、以下のような内容になっています。
↓
教室を訪問
↓
体験する教科の「学力診断テスト」を受ける
↓
1回目の教室日
↓
2~4回目の教室日
↓
教室での様子や学習状況を伝えられる
「学力診断テスト」の結果を見て、子どもの学力・レベルに合った教材からスタート。
まだ鉛筆を持てない子どもの場合でも、自由な線を書くところから始めるので、無理なく参加出来ます。
体験学習の申し込み方法
体験学習の申し込み方法は以下の通りです。
↓
各教室のページを見る。
↓
無料体験に申し込む。
公文の教室見学について
無料体験に参加する教室をどこにしようか迷っている場合は、無料で教室見学もすることが出来ます。期間の決められている無料体験学習と違い、教室見学はいつでも可能です。
親だけでも子どもが一緒でも大丈夫ですので、体験よりもさらに気軽に申し込むことが出来ます。教室見学の申し込みの流れは以下の通りです。
↓
教室ページから申し込む。
↓
見学日程を相談。
↓
教室見学へ行く。
教室や先生の雰囲気を見ることが出来るのでおすすめです。
公文で資料請求をするには
無料体験や教室見学をする前に、まずは公文についてもっと詳しく知りたいという場合は、資料請求も出来ます。
資料請求は以下のリンクより、必要事項を記入するだけの簡単な手続きです。ぜひ試してみて下さいね。
公文の学習内容
ベビーくもん
公文には、0~2歳児向けに「ベビーくもん」というコースが用意されています。ベビーくもんの口コミや評判、料金については、以下の記事で詳しく解説しています。
英語
公文の英語についての口コミや評判、学習内容については、以下の記事でさらに詳しくまとめています。
国語
幼児用の8Aレベルの教材から、大学教養課程相当のRレベルの教材まで用意されています。少しずつレベルが上がっていく教材に取り組みながら、高度な読解力を身につけていきます。
まだ鉛筆を持つことに慣れていない小さい子には、「ズンズン教材」という教材が用意されています。読み学習と並行して取り組みながら、運筆力や筆圧を高めていく教材です。
算数・数学
幼児用の6Aレベルの教材から、大学教養課程相当のVレベルの教材まで用意されていて、少しずつレベルが上がっていきます。
公文の算数・数学では「すばやく正確に計算できる力」の土台を作るため、計算問題が多く用意されています。
公文の宿題
公文では週2回の教室での学習に加えて、宿題もあります。宿題の量は教材の難易度によっても変わりますが、1教科大体20分~30分程度で出来る分量が出されます。
公文の通信学習
教室に通うイメージの強い公文ですが、実は自宅で学習できる通信学習のシステムもあります。公文の通信学習に関してはこちらの記事に詳しくまとめています。
公文のデメリットとメリット
デメリット
文章題や図形問題がない
公文の算数は、計算が中心の教材です。
中学・高校でも十分な計算力を身につけることは出来ますが、もし「文章題が苦手なので、文章題を練習したい」「図形の問題をしたい」というのであれば、公文の算数教材は向いていません。
メリット
家庭での学習習慣が身につく
公文では毎回宿題が出されるので、家庭での学習習慣も身につけることが出来ます。
慣れないうちはきつく感じることがあるかもしれませんが、サイクルができると、学習内容がどんどん定着していきます。
もし宿題の量が多すぎると感じる場合は、先生に相談することも可能です。
自分のレベルに合った学習が出来る
一斉学習では年齢・学年に合わせて、得意・不得意に関わらず同じ内容を勉強していきます。ですが公文で学習するのは、自分のレベルに合った内容の教材です。
一斉学習だと、分かっていなくてもつい分かったふりをしてしまって、質問もできずに結局そのまま・・・なんていうこともありますよね。
公文では、小学生であっても中学生の問題を先どりして学習することもできますし、前の段階でつまずいているのであれば、下の学年に戻って復習しながら進めることも可能です。
公文のまとめ
公文は、「ベビーくもん」も利用すれば0歳から始めることが出来ます。大学レベルの教材も用意されているので、そのまま大人になるまで続けることも可能です。
小さいうちから何か学習面での習い事を・・・と考えているのであれば、1度公文を検討してみるのはいかがでしょうか。