子育て中の方にとって大きな行事の 1 つである、トイレトレーニング。
産まれてから今までおむつに慣れた子どもが、急にトイレに行って用を足すよう促されても、なかなか上手くいかないのは当然のことです。
始めは失敗の連続…。おむつからパンツに変わる事は子どもにとっても、またサポートする親にとっても、少なからず負担は大きいと思います。
ですが失敗に対して親がイライラしてしまっては、子どもにとっても、トイレが嫌な時間になりかねません。
この記事ではそんな負担を少しでも軽くし、トイレの時間を楽しくワクワクする時間に変えられるような、楽しいグッズや絵本をご紹介します。
目次
トイトレに役立つグッズ
絵本
絵本は、目で見て理解するのに最高のツールです。トイレは子どもにとって初めての体験になりますから、まさに未知の世界。まずは絵本を見ることで、楽しく理解することが出来ます。
お気に入りの絵本が見つかったらトイレに持っていって、絵本の中のキャラクターと一緒に挑戦するのも楽しそうですね。
のんたんおしっこしーしー
親世代にも馴染みのあるノンタンシリーズ。「しーしーしー なんのおと?」と繰り返される楽しいリズムで、おまるやトイレで用を足す動物たちが描かれています。
みんなおしっこしていて楽しそう!自分もやってみたい!と思ってくれるかもしれません。
トイレ
シンプルなトイレのイラストが表紙になっている、分かりやすい1冊です。絵本をめくると便座が上がり、まるで本当にトイレの便座を上げているような楽しい感覚になります。
また、厚紙でできているので、子どもにもめくりやすいです。絵本の中に登場する男の子と一緒に、「うーん!」と頑張ってみましょう。
ぷくちゃんのすてきなぱんつ
物語の始まりは、お母さんがパンツをたくさん買ってきてくれたところから。ぷくちゃんは何度もお漏らしをしてしまいますが、そのたびにお母さんが、新しいパンツと交換してくれます。
「何回でも失敗していいんだよ」と、子どもに安心感を与えられる、そんな1冊です。
ご褒美シール
ご褒美シールも、トイトレを楽しくするためのアイデアです。シールが大好きな子ども達は、シールを貼りたいがために、トイレへ行くなんてことも。
成功したらペタ!便座に座れたらペタ!と、目標を達成できたらシールを貼ってみましょう。その子のペースに合わせて、だんだんとシールが増えていきます。
シールを使うと自分の頑張りが目に見えて分かるので、子どものモチベーションもアップします。
ギンポー じぶんでできたよ トイレ
すごろくのようにマス目があり、上手にできたら「やったね!シール」を貼っていきます。うんちやおしっこのシールなので分かりやすいです。
「この日はうんちが出来た」
「今日は2回もおしっこに行けた」
といったことも、シールを見ればすぐに分かります。「この日はこんなに出来たね。」と後から一緒に振り返ると、子どもの自信にも繋がります。
ふわふわシール
シールの量で選ぶならコレ!
トイレに行けた、便座に座れた、なんでも出来たらシールを貼っちゃおう!というように、子どもの意欲を掻き立てることが出来ます。
量が多いので、トイトレだけでなく、ご飯を残さず食べられた時や歯磨きを上手にできた時など、様々なシーンでも使えそうですね。
踏み台
大人の便座は子どもにとってかなり大きく、座っても足が届きません。踏み台がないと足がブラブラしてしまうので、せっかく尿意や便意があっても、トイレに集中できないなんてことも。
また、うんちは足がブラブラした状態ではしっかり踏ん張れないので、出来れば踏み台を用意してあげましょう。
ナチュラルなトイレ子ども踏み台
トイトレグッズはキャラクターものが多い中、これならキャラクターものは好まない方や、インテリアにこだわりのある方でも、お家のテイストを崩すことなく設置できます。
木目調でカラーも3種類から選べるので、どんなトイレに置いてあっても違和感はありません。小さく畳めるのも魅力の一つです。
シービージャパン 踏み台
シンプルな作りながら、その耐荷重は10Kg。少し高さがあるので子どもの足も届きやすく、トイレに座ってしっかりと踏ん張ることが出来ます。
大人が使っても和式のようなしゃがむ体勢に近くなるため、便秘解消にも繋がるそう。便秘気味の方には子どもと共同で使えるかもしれません。
おまる・補助便座
おまるや補助便座は、子どもにより合っているものを選びましょう。おまるは補助便座に比べてまたぎやすいため、上手にいきめるようになります。
また、補助便座はトイレでしか使えませんが、おまるなら場所を選ばずに使えます。トイレの空間そのものが苦手な子には、補助便座よりおまるの方が向いているかもしれません。
Combi 洋式おまる
洋式タイプの蓋つきのおまるです。トイレと似た形をしているため、おまるからトイレへの移行もスムーズにでき、蓋の開け閉めの練習にもなります。
また、便座部分を外せば、おまるからレベルアップ。補助便座としても機能し、さらに土台は踏み台としても使えます。
Gimars 子供補助便座
お出かけや旅行で活躍する、便利な補助便座です。
出先で子どもがトイレに行くとき、衛生面が気になりますよね。『Gimars 子供補助便座』は折りたたむことが出来るのでコンパクトになり、持ち運びが楽にできます。
トイトレ中はもちろん、トイトレが完了した後でも、これさえ持っていれば出先のトイレの衛生面を気にすることなく、安心して便座に座れます。
お人形
様々なトイレトレーニング方法がありますが、お人形で遊びながらトイレの使い方を学ぶのも効果的です。
親はお人形を使って、子どもをトイレに誘ってみたり。子どもはお人形と自分自身を重ね合わせて、トイレのイメージトレーニングをしてみたり。
パンツを脱いだらおまるに座る、おしっこをしたら水を流すなど、遊びながら楽しく学ぶことが出来ます。
メルちゃん おせわパーツ トイレのれんしゅう!いっしょにおトイレ
メルちゃんをトイレに座らせると音楽が流れ、「いっしょにおトイレがんばろう」と、うさぎさんがサポートしてくれます。
レバーをひねると便器の中の絵柄がうんち・おしっこから水に変わるので、視覚的にも分かりやすいです。付属の「できたねカード」とシールを使えば、さらに子どものやる気もアップします。
ぽぽちゃんのおしゃべりトイレ
ポポちゃんが「うんちでたー」や「つぎはねーねよ」など、おしゃべりしながら子どものトイレを促します。
レバーを押すと水の流れる音がしたり、「ぷー」とおならの音がしたりするので、子どもを飽きさせることなく、トイレに対する関心を引き出します。
パンツ
おむつがはずれたらパンツの出番です。かわいい柄や子どもが大好きなイラスト、気持ちのいい肌触りのパンツを選んで、子どもの心を掴みましょう。
「おむつよりもパンツのほうが素敵でかっこいい!」「履いてみたい!」という気持ちが、おむつはずしへのモチベーションになります。
トレーニングパンツ
オーガニックコットンを使用しているトレーニングパンツです。柔らかく、通気性や吸水性が良いため、安心して履かせられます。
また、表パンツには吸水層が縫い付けられています。お昼寝で履かせるのも良いですし、少量ならおねしょしても大丈夫。おむつからパンツへの移行期に最適です。
ZOOCCHINI オムツ卒業パンツ
カラフルな恐竜のキャラクターが目を引く卒業パンツです。かわいい刺繍やアップリケは、子どもが気に入ること間違いなし!「今日はどの子にしようかな」と、子どもと一緒に選ぶのも楽しそうですね。
値段は少しお高めですが、生地は丈夫でしっかりしているので、長く使えるパンツです。
こどもちゃれんじのトイトレ教材もおすすめ!
市販のグッズではなく、こどもちゃれんじを利用してみるのも1つの手です。年齢や月齢に合わせた教材が毎月届くのですが、その中にトイトレも含まれています。
有名な教材がこの、『おしゃべりトイレちゃん』。
ボタンを押すと水の流れる音がしたり、トイレちゃんがおしゃべりをしたり。しまじろうのパペットを載せれば、不思議と子どももマネをして、トイレに座ってくれます。
うちの場合結構食いつきよかったですね。 大人から見るとDVDとか絵本とかおもちゃとか毎回届くので物が増えて困るとか、本当にこれで効果あるのかとか、疑問に思いますが、結構役にたったことは多いです。うちの場合それが、歯磨きとトイレ。 しまじろうのぬいぐるみやおもちゃ、絵本の影響で自然と歯磨きやトイレができるようになったし、躾のときも、しまじろうのぬいぐるみが大活躍。 しまじろうのぬいぐるみを持ちながら「お着替えやってみよう」とか、「お靴を履いてこれからお出かけするよ〜」なんて声かけすると、喜んでやってくれたりしました。
また、時期によっては「オムツはずれ応援プログラム」が開催されていることも。しまじろうと一緒に、さらに楽しくトイレの習慣を身に付けられます。
出典:『ベネッセ』公式サイト
トイレに置ける小型の『しまじろうみみりんといっしょにトイレ』は歌が流れ、子どもが楽しくトイレに座っていられるようサポート。
さらに『トイレでできたよポスター&シール』を使ってトイレのたびにシールを貼れば、毎日トイレに行く習慣付けにもなります。
月々2,000円前後で、トイトレに限らず他にも子どもの成長を促す教材やDVDが毎月届くのでおすすめです。もちろん生活教材だけでなく、ひらがなや数などの学習教材も届きます。
資料請求をすれば体験教材の他にも、無料とは思えないおまけがもらえることもあるので、こちらもぜひチェックしてみて下さいね。
トイトレに役立つグッズまとめ
トイトレはいざ始めてもなかなか進まなかったり、何度も失敗したりします。その結果周りと比べて焦ってしまい、ストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。
そんな気持ちを少しでも減らせるよう、楽しくトイトレできるグッズを活用しながら、子どもにあった方法でトイトレを進めていきましょう。
「焦らず、のんびり」という気持ちで、子どもにとっても楽しい時間になるよう、サポートしてあげたいものですね。