2019年度から新しくリニューアルした、小学館の通信教育「まなびwith」。それ以前は、「ドラゼミ・ぷちドラゼミ」として親しまれていました。
まなびwithは通信教育ですが、添削指導があり、教材内容もかなり充実しているおすすめの教材です。
この記事では、まなびwithの料金や学習内容について詳しく解説しています。また、口コミや評判についても、実際に受講している方に独自にアンケートをとってみました!
目次
まなびwithとは?
幼児・小学生を対象とした、自宅でできる通信教育です。思考力を鍛え、「自ら考える力」を育てていくカリキュラムが用意されています。
まなびwithの口コミと評判
まなびwithのリアルな口コミや評判を、実際に受講している方に聞いてみました。
学習量は全体的に少なく、物足りなさを感じます。算数と国語両方毎日1ページずつやっていると2週間で終わってしまいます。4月分は入学前に終わってしまったため、学校が始まってからはちょうど良いのかもしれません。今後学習量が増えることを期待します。
内容は、子どもが取り組みやすいように工夫されており、とても楽しく取り組めているようです。
以前使われていたドラえもんがいなくなってしまったのは確かに寂しいですね。ですが教材としては、楽しみながら学習できる内容になっています。
まなびwithの料金と支払方法
料金
まなびwithは入会金は不要です。
- 毎月払い
- 6ヶ月分一括払い
- 12ヶ月分一括払い
の3通りの払い方を選択することができます。
「6ヶ月分一括払い」か「12ヶ月分一括払い」を選択した場合、受講を開始する月によって支払う会費が異なるコースがあります。
4月号から始めるよりも5千円以上高くなってしまうコースもあるので、入会前には1度確認しておいてください。
以下は、4月号から開始した場合の各コースの料金表です。
コース | 毎月払い(税込) | 6ヶ月分一括払い(税込) (4月号から開始した場合) |
12ヶ月分一括払い(税込) (4月号から開始した場合) |
年少 | \2,268 | \12,702 | \24,948 |
年中 | \2,538 | \14,214 | \27,924 |
年長 | \2,538 | \14,214 | \27,924 |
小学1年生 | \3,618 | \20,262 | \39,804 |
小学2年生 | \3,672 | \20,562 | \40,392 |
小学3年生 | \3,942 | \22,074 | \43,368 |
小学4年生 | \4,590 | \25,704 | \50,496 |
小学5年生 | \5,130 | \28,728 | \56,436 |
小学6年生 | \5,454 | \30,540 | \60,000 |
まなびwithでは、子どもの学年以外のコースを受講することも、1人で同時に複数のコースを受講することも可能です。
年中コース以上は添削テストがあり、その際の郵便料金はこちらの負担になります。
支払い方法
支払い方法は、
- 振り込み
- 口座引き落とし
の2種類用意されています。
ただし、「毎月払い」を選択した場合の支払い方法は、「口座引き落とし」のみになります。
まなびwithの資料請求とお試し教材
まなびwithでは、無料で資料を請求することができます。資料を請求すると、1週間分のお試し教材ももらうことができるので、とてもお得です。
資料請求の手続きは、web上で必要事項を入力するだけ。3分ほどで簡単にすることができます。
私も資料請求をしてみました!その時のレビュー記事はこちらです。
まなびwithの入会方法
まなびwithは、公式サイトより簡単に入会の手続きをすることができます。もしくは資料請求をすると入会申込書も同封されているので、そちらを使っても大丈夫です。
まなびwithのキャンペーン
まなびwithにはさまざまなキャンペーンが用意されており、例えば以下のようなものがあります。
12ヶ月分一括払い限定キャンペーン
年少・年中・年長コースに「12ヶ月一括払い」で入会すると、「まなぼうず お道具箱セット」がもらえます。
ケース付きはさみ、のり、鉛筆・・・その他いろんな道具が入っていて、とてもお得なセットになっています。
ごきょうだい・お友だち紹介キャンペーン
きょうだい・友達と同時入会するか、またはすでにまなびwithに入会しているきょうだい・友達がいる場合、入会者・紹介者全員に「500円分の図書カード」がプレゼントされます。
入会プレゼントキャンペーン
まなびwithに入会すると、入会特典として無料のプレゼントをもらうことができます。例えば、5月号入会プレゼントには、「いつでも学習ファイル」というプレゼントが用意されていました。
まなびwithで使う教材をコンパクトに収納でき、開けば机に立てることもできる、とっても便利なファイルです。
プレゼントの内容は、まなびwithの受講を開始する時期によって変わるので、入会前にはぜひ1度チェックしてみてくださいね!
まなびwithの学習の流れ
まなびwithの基本的な学習の流れは、以下のようになっています。
↓
まなびwithの教材内容
まなびwithは、教科書には対応していません。ただし、新学習指導要領に基づき、その学年で学習する内容には対応しています。
子どもの持つ力を柔軟に伸ばしていくために、教科書にはあえて準拠しないというスタイルをとっているんですね。
まなびwithには毎月届く教材のほか、特別教材・添削テスト・サポートコンテンツなどがあり、かなり充実した教材内容になっています。
毎月届く教材
年少・年中・年長コース
まなびwithの幼児向けコースで毎月届く教材は、「まなびブック」というワークです。年少コースのみ、「おやこブック」という保護者向けの冊子も届きます。
年長コースの「まなびブック」
出典:『まなびwith』公式サイト
学習量の目安は1日2ページ。ワークには図鑑のページもあり、「図鑑を見ながら調べる」という調べ学習の習慣もつけることができます。
年長コースの「まなびブック」・図鑑のページ
出典:『まなびwith』公式サイト
また、年中・年長コースでは、年に数回添削テストが届きます。
小学生コース
まなびwithの小学生コースで毎月届く教材は、以下の通りです。
- ワークブック
- 添削テスト
- 別冊英語テキスト『Great Fun Book』(1~2年生のみ)
学習量の目安は、学年×10分になっています。
小学5年生コースのワークブック
出典:『まなびwith』公式サイト
また、小学生コースにでは、ヒント・解説映像が配信されています。
↓↓小4算数・解説のサンプル映像↓↓
教材と一緒にこのような解説映像を活用することで、より効果的に学習することができます。
入会時に届く教材
各コース、入会時にだけ特別に届く教材も用意されています。以下はその例です。
年少コースの教材「ひらがな・すうじカード」
出典:『まなびwith』公式サイト
年長コースの教材「ばっちりおけいこどけい」
出典:『まなびwith』公式サイト
小学2年生コースの教材「ひらめき立体図形ブロック」
出典:『まなびwith』公式サイト
その他、幼児向けのコースでは「ひらがなポスター」、小学生コースではワークブックの理科や社会、学年末実力診断テストなど、年齢や学年に応じた教材が届きます。
英語教材
小学生コースになると、英語が始まります。
小学1・2年生コースで毎月届くのは、英語テキスト『Great Fun Book』。歌や物語を題材にした、英語の発音やリズムに慣れるための教材です。
小学3年生コースからは、RPG風のアドベンチャーゲーム『スゴロクENGLISH』を活用。ミッションをクリアしながら、楽しく英語を学ぶことができます。
最新の理論に基づいて作られてるので、ただの遊びでは終わりません。「聞く、話す、読む、書く」をバランスよく学習することが可能です。
特別教材
まなびwithの幼児向けコースでは、毎月届く教材の他に、特別教材が届く号があります。
年少コースの特別教材「かたちタイル」
出典:『まなびwith』公式サイト
年中コースの特別教材「まなびブロック」
出典:『まなびwith』公式サイト
毎月届くワークと合わせて活用すれば理解も深まりますし、ブロックなどが届くと子どもも嬉しいですよね。
添削テスト
まなびwithの年中コース以上には、添削テストがついています。
年中コースの添削テスト
出典:『まなびwith』公式サイト
小学3年生コースの添削テスト
出典:『まなびwith』公式サイト
コース | 添削テスト |
年少 | なし |
年中 | 年2回 (9月号・1月号) |
年長 | 年3回 (6月号・11月号・2月号) |
小学生 | 毎月 |
添削テストは、月末の提出を目標に取り組むことになっています。ただ、場合によっては「忙しくて取り組めなかった」という月もありますよね。
そんな時でも、添削対応期間中であればいつでも提出することは可能です。
さらに小学生コースには、「まなび賞」が用意されています。添削テストを提出して「まなびシール」を集めると、すてきな賞品と交換できるんです。
「まなび賞」・賞品例
出典:『まなびwith』公式サイト
添削テストは通常、1週間~10日程度で返却されます。
サポートコンテンツ
その他にも、サポートコンテンツとして以下のようなものが用意されています。
コース | コンテンツ |
年少・年中・年長 |
|
小学1~6年生 |
|
会員であれば、どのコンテンツも無料です。まなびwith会員サイトからダウンロードできたり、学習ゲームを楽しむことができます。
まなびwithのオプション教材
まなびwithには、入会者・受講者向けの有料オプション教材が用意されています。それが、算数に特化した「withQubena」というAI型のアプリ教材です。
有料ではありますが、自宅にiPadとタッチペンがあるなら、検討する価値のあるおすすめの教材です。
「withQubena」は、小学1年生から中学1年生までの算数・数学に対応。
個人に最適化する人工知能によって、子どものレベルに合わせた適切な問題を、子どもが理解できるまで出題してくれます。
2020年の4月までは特別価格として、毎月540円(税込)で利用することができます。それ以降は毎月756円(税込)で利用可能です。
まなびwithの特長
年少・年中・年長コース
リアルな体験を重視した問題も!
ワークには文字や数字の学習だけでなく、リアルな体験に基づいた問題や、実際に手や体を動かす問題も掲載されています。
年少コースの「まなびブック」・たいけんのページ
出典:『まなびwith』公式サイト
これらの学びにより、勉強だけでなく、子どもの豊かな感性も同時に養うことができます。
考える力を育てる!
まなびwithでは答えを出すだけでなく、理由や方法を考える問題も用意されているところも魅力の1つ。
年中コースの「まなびブック」・ちえのページ
出典:『まなびwith』公式サイト
幼児コースでは楽しみながら子どもの「考える力」を育て、小学校への学習へとつなげていくことができます。
小学生コース
「思考の達人ツール」で考えを深める!
「思考の達人ツール」は、まなびwithが体系化したオリジナル教材です。ベン図やXYチャートなど全部で10種類あり、これらを使って考えるときのコツを学んでいきます。
「思考の達人ツール」を使った問題は、小学生コースで毎月届くワークブックの中に掲載されています。
小学5年生の「まなびブック」
出典:『まなびwith』公式サイト
ナゾトキ学習でもっと楽しく!
ナゾトキは、小学生コースの教材と一緒に毎月届きます。教材と連動しているので、教材に取り組まないとナゾが解けないように作られています。
ナゾトキ学習は1人で学習に取り組むきっかけ作りにもなり、「やらないままの教材がたまっていく」という状態を解消してくれます。
まなびwithの学習効果
まなびwithは年少~小学6年生まで、9年間一貫のオリジナルカリキュラムです。継続して学習することで、基礎学力に加え「学びのコツ」を身につけることができます。
まなびwithのキャラクター
まなびwithの年少・年中・年長コースには、「まなぼうず」というキャラクター達がいます。はさみやのりなど、子どもたちが生活する中で手にする道具をモチーフにしたキャラクターです。
資料請求をすると、今ならお試し教材と一緒に
- まなぼうずキャラクター絵本
- オリジナルまなびソングDVD
も一緒にもらうことができます。
↓↓まなびソング「くまさんが かぞえたら」↓↓
DVDのまなびソングは不思議と頭に残る歌が多いので、ぜひ1度聞いてみてほしいです。YouTubeでは途中までで終わってしまいますが、お試しDVDでは全6曲を最後まで聴くことができます。
正直、これをもらうためだけにお試し教材に申し込んでみてもいいと思います。それぐらいおすすめです。
まなびwithの海外受講
まなびwithは、海外に住んでいる場合でも利用することができます。海外で受講する場合の受講方法は2通り。
- 海外受講コース
- 教材ダウンロードコース
です。
「海外受講コース」は国内会員と同様、毎月教材が送られてきます。教材内容も、国内会員と基本的には同じです。
一方の「教材ダウンロードコース」ですが、このコースでは会員サイト上に教材が配信されるので、それを自分でダウンロードして取り組むことになります。
データの配信は毎号のワークのみで、特別教材などの配送はありません。
まなびwithの休会・退会方法
まなびwithでは、こちらから受講終了の申し出をしない限り、「小学6年生コース3月号」まで自動で継続するシステムになっています。
また、まなびwithには休会制度がありません。休会をしたい時には、いったん退会の手続きをすることになります。
退会を希望する場合ですが、受講開始3ヶ月後から手続きをすることができます。手続きも簡単で、「受講終了届」を退会を希望する月の前月5日までに提出するだけ。
一括払いで支払っている場合でも、受講期間に応じた金額がちゃんと返金されます。
もし受講を再開したい場合には、改めて再入会の手続きをとれば、いつでもまた受講を開始することができます。もちろん、入会金は無料です。
まなびwithはこんな人におすすめ!
まなびwithはこんな人におすすめします。
- 「考える力」を育てたい。
- 基礎力だけでなく、応用力もつけたい。
- 自宅で学習したい。
- やる気を継続させるためのサポートがほしい。
- ヒントや解説も充実していてほしい。
まなびwithのまとめ
まなびwithは自宅でできる通信教育ですが、教材を送りっぱなしではなく、
- より理解を深めるためのコンテンツ
- やる気を継続させるためのサポート
がかなり充実しています。
自宅でできる通信教育を考えているのであれば、おすすめの教材です。まずはお試し教材で、まなびwithを体験してみてくださいね!