
「持ち物には名前を書いて下さい。」とよく言われますが、子どもの靴下の名前書きって困りませんか?
油性ペンで書いても読みにくくなるし、色の濃い靴下だとそもそも書けないし。白の油性マジックを使ってみたこともあるのですが、全然上手くいきませんでした。
解決策としては、名前を書くスペースのある靴下を選ぶことでしょうか。
でもネームスペースのある靴下はお店に置いてある品数もあまり無く、選べるデザインが限られてしまいます。
で、何か上手いこと出来ないかなと思ってネットで調べてみたのですが、いろいろなアイデアがあるんですね。
その中から、最終的に私が今している方法について書きました。このやり方は手間はかかりますが、その分安く済みます。
目次
子どもの靴下の名前書き・用意するもの
アイロンで接着できる「のびのびゼッケン」です。100円ショップの「セリア」で購入しました。比較のために横にマッキーペンを置いています。
使い方は簡単です。
↓
そしてもう1つ、布にも書ける「なまえペン」です。
こちらは手芸店で購入しました。一応「極細」と「細字」を購入してみましたが、「極細」が1本あれば良いと思います。
子どもの靴下の名前書き・手順
「のびのびゼッケン」の中に入っているものです。この左側のゼッケンを使います。
最初から折り目がついているので、折り目に沿って切ります。
さらに半分に切ります。
横書きで、名前をずらずらと書いていきます。ちなみにこの写真は、4種類のペンで太さを試してみたものです。
上から順番に、
- 「なまえペン(極細)」
- 「なまえペン(細字)」
- 「油性ペン(マッキーペンのことです)の細い方」
- 「油性ペンの太い方」
どれでも読めるので、後はお好みで。私はより書きやすくて読みやすい「なまえペン(極細)」を愛用しています。
名前に沿って、ハサミでチョキチョキ切り取ります。
靴下の数が多いなら、最初からたくさん作っておくと後で楽です。
裏紙を剥がして…。
後はアイロンで靴下に貼り付けて完成です。上の写真は、サイズが15~20cmのローカットソックスです。
さらに小さいサイズの靴下(9~14cm)でも大丈夫。こんな感じになります。
2枚同時に、ばんばん付けていきましょう。
子どもの靴下の名前書き・実際に履いたところ
3歳の長男が履いているところです。土踏まず辺りにあります。
6歳の長女の靴下にも付けています。土踏まずより足先の方にありますが、今の所気にしている様子はありません。
子どもの靴下の名前書き・ゼッケンは剥がせるの?
この「のびのびゼッケン」ですが、剥がせることは剥がせます。ただ…
写真だと分かりにくいですが、白い跡が残っているのが見えますか?
自然に剥がれてしまう分には、跡は残らずきれいに剥がれるのですが、力づくで剥がすとこんな感じで汚くなってしまいます。
そして、しっかりくっついているためなかなか剥がれません。
そもそも私がどうしてせっかく貼ったゼッケンを剥がそうとしたのかと言うと、春先のセールで来年の冬用にと思って、長男に長めの靴下を買っておいたんです。
そして、長男の名前でゼッケンもつけておきました。ですが、寒くなってきていざ使おうとしたら、まさかの夏を越す間にサイズアウト。

なので急遽、次男用に使うことにしました。ですが先程も言った通り、これがなっかなか剥がれず…。仕方が無いので、新しく上から貼りました。
ちゃんと貼れたし、剥がれもしないのですが、少し厚みが出てしまいました。足裏で目立たないとはいえ、見た目も不格好です。
子どもの成長を予測するのは難しいですね…。
子どもの靴下の名前書き・余ったゼッケンの使い道
「のびのびゼッケン」にはもう1つ、水着に使うと思われるゼッケンが入っています。下の写真では右側に置いています。
せっかくなので、これも利用。
次男は、お尻や体を拭くためのタオルも園に持って行っています。
白いタオルだと汚れが目立ちそうだったので、紺色のタオルを購入しました。ですが、黒ペンで名前を書いても目立ちません。

と考え、さっきのゼッケンを半分に切ってアイロンでつけてみました。その結果、かなり良い感じに!
- 見やすい
- 書きやすい
- とれない(タオルにもしっかり付いた)
おまけ扱いしていたゼッケンでしたが、使い所はいろいろありそうです。
子どもの靴下の名前書き・デメリット
手間がかかる
切って、書いて、貼って、付けてと工程が多いので、単純に面倒です。一気に何足もつける分にはまだ良いのですが、たまに1足だけ剥がれかけているのを見つけると、

と思ってしまいます。
かわいくない
写真の通り、見た目はかわいくはないです。ただ、見えない場所なので、「名前が分かれば良い」という方にはおすすめです。
もしこれらのデメリットを解消したいなら、アイロンで接着するだけの「フロッキーネーム」なんていう物もあります。
少しですが手間は減らせますし、見た目は断然こっちの方がかわいいですね。
子どもの靴下の名前書き・メリット
安い
手間がかかる分、めちゃくちゃ安く済みます。なんと言っても100円なので、コスパは良いです。
「のびのびゼッケン」を1つ買えば、かなりの数の靴下に名前が付けられます。
とれにくい
以外と長持ちします。剥がれたことは、今のところほとんどありません。ただ、滑り止めが付いているタイプの靴下がありますよね。
この滑り止めの上に貼っちゃうと、剥がれやすくなります。すこーしズラして貼るようにしてからは、本当にほとんど剥がれなくなりました。
見やすい
パッと見てすぐに名前が分かります。色の濃い靴下、薄い靴下、どちらに付けても名前が見やすいです。
調整できる
長さや太さ、大きさを全部自分で調整出来ます。靴下なら細めで小さい方が、子どもも気になりません。
子どもの靴下の名前書き・失敗談
実はもう1つ、「のびのびなまえテープ」という商品も買っていました。これは手芸店で購入したものです。
これに名前を書いて切れば、楽でしかも綺麗に仕上がると思ったのですが・・・。
比較してみると、「なまえテープ」の方が太いですよね。足裏に付けることになるので、できるだけ細めの方が良いかと。
この商品を断念した理由は他にもあって、付ける時には1度裏面を濡らさないといけません。何足もの靴下に付けるのに、この一手間が面倒でした。
追記:靴下の名前書き、その他の方法
ある日手芸店に立ち寄ったところ、「ソックスラベル」なるものを見つけました。
上の写真は白・水色・ピンクですが、他にも紫や黒がありました。1つ買えば、9足分の靴下に名前が書けます。
結論から言うと、悪くはありません。見た目も、先ほど紹介した方法よりもきれいです。ただ、接着力で言うなら、先ほど紹介した100均の「のびのびゼッケン」を使った方が良いです。
この「ソックスラベル」は、2,3回洗うと端の方が剥がれるものがちらほら…。接着し直す頻度が上がりました。
対して「のびのびゼッケン」の方は1回でべったりくっついてくれるので、(靴下の材質にもよりますが)これまで接着し直したことはほとんどありません。
なのでおすすめは「のびのびゼッケン」の方なのですが、せっかく買ったのでこちらもレビューします。まずはシールに名前を書いて…。
つち踏まずの部分や靴下の裏側部分など、なるべく摩擦や凹凸が少ないところに、あて布をしてアイロンで貼りつけます。
ちなみに下の写真の靴下のサイズは15~20cm用です。
自分で適当なサイズに切る工程がない分楽ですが、最初にも書いた通り、「のびのびゼッケン」に比べると少々剥がれやすいのが難点です。
ただ、見た目は断然こちらの方が良いので、お好きな方でやってみて下さいね。
子どもの靴下の名前書き・まとめ
靴下の忘れ物・名前無しは多いらしく、園からも「記名をお願いします」とよくお知らせがきます。
子どもが小さいうちは、どれが自分の靴下が判断が出来ません。また、お友達と同じ靴下を履いていることもあります。
しっかり記名して、子どもの持ち物を管理しておきましょう!