
第1子の長女がつかまり立ちを始めた頃、実家の母がジャングルジムをプレゼントしてくれました。「白いわんぱくジム」という、室内用のジャングルジムです。
どれにしようかと一緒にお店に見に行ったのですが、このジャングルジムは箱に大きくこう書いてありました。
「汚した分だけ、頭も良くなります。」
これを見た母、孫のために即決です。
あれから6年。白いわんぱくジムは、我が家で大活躍してくれました。頭が良くなったかどうかは分かりませんが(笑)。
この記事では、今現在の状態や、使ってみて分かったことをまとめています。個人的にはおすすめのジャングルジムなので、購入の際の参考にしてもらえれば幸いです。
目次
「白いわんぱくジム」の特長
紙パイプ
このジャングルジムで使われているのは紙パイプ。見た目は、サランラップの芯がツヤツヤしている感じです。
母が即決したので私はその辺りをよく確認しておらず、当然プラスチックが出てくるものと思っていたので、最初に箱を開けた時はびっくりしました。

結果的には長年耐えてくれましたし、大人が乗っても大丈夫なくらい丈夫です。それもそのはず、使われているのは特殊強化の紙パイプで、表面は防水加工が施されています。
紙パイプが汚れても、さっとひと拭きすればOK。
ちなみに私は確認のために登ってみましたが、5歳児以下・30kg未満を対象に作られているので、真似はしないで下さいね。
成長に合わせて組み替え可能
白いわんぱくジムは、成長に合わせて組み替えが出来ます。私が購入した時の説明書には、4通りの組み方が紹介されていました。
当時いろんなブログで、これ以外のオリジナルの組み替え方が紹介されていました。もちろん公式の方法では無いので、自己責任にはなりますが。
ですが最近は公式でも、4通りからさらに増えて7通りの方法が紹介されています。
出典:『楽天』公式サイト
ただ、私の持っている説明書には4通りしか書いてありません。
同じ商品ですが、6年前に買ったものはトランスフォーム出来ないのかと思いきや、発売元の「ピープル」公式サイトにはこう書いてありました。
※パッケージや取扱説明書で4通りの組み方のみを紹介している「白いわんぱくジム」も、すべて7WAY組み替え可能です。
7通りの組み替え方の説明書は、「ピープル」公式サイトで紹介されています。
4段ジム
出典:『楽天』公式サイト
このジャングルジムの最高の高さは4段。他の室内用ジャングルジムだと、3段までのものが多いです。
慣れてきたらやっぱり高い方が楽しいし、上に登っていく感覚を楽しんで欲しかったので、3段だと物足りなく感じていた私にはぴったりのジャングルジムでした。
本音を言えばもう1段くらい高くても良いのですが、そこはやっぱり安全性の問題があるので仕方無いですね。
すべり台付き
すべり台付きのジャングルジムは他にもたくさんありますが、白いわんぱくジムのすべり台は一般的なものよりも長く、1.5段の高さから楽します。
シンプルな色味
幼児用の大型遊具、特にキャラクターものは色がにぎやかなものが多いです。
それはそれでかわいいのですが、部屋のインテリアに合わない、部屋がごちゃごちゃして見えるなどのデメリットもあります。
白いわんぱくジムはその名の通り、使われている色がとてもシンプル。圧迫感の無い色味は、シンプルなデザインが好きな方にもおすすめです。
「白いわんぱくジム」に入っているもの
白いわんぱくジムに入っているものは以下の通り。
基本的には組み替え前提の商品なので、箱を開けるとばらばらの部品がたくさん入っています。
ジョイントは、紙パイプを接続する時に使います。
紙パイプの長さは2種類あります。
これだけ分解出来るので、捨てるときにも困りません。私の住んでいる自治体では、全て燃えるゴミとして回収出来ました。
そして説明書。
説明書はこんな感じです。
これを見ながら組み立てていきます。
組み立て後は部品がいくつか残るのですが、別の形に組み替える時にまた必要になります。余分な部品は無いのので、残った部品は必ず保管しておいて下さいね。
「白いわんぱくジム」を6年使って分かったこと
組み替えるのは大変
7通りに組み替えられると言っても、組み替えるのは大変です。一応コツがあって、以下の画像は差し込む時のコツです。
引き抜く時のコツです。
何が言いたいかというと、体重を利用して組み立てることが大事です。腕の力だけでしようとすると、
「ふんっ!うぐうぅぅぅ~…だあぁ~~っっ!」
という感じで、1本入れたり引き抜いたりするのにかなり体力を消耗します。女性1人で出来ないこともないですが、本当に大変です。
ですが体重を上手く使えば、握力最弱の私でも
「ふっ」「ほっ」「よいしょっ」
という感じで、全身運動にはなりますが、比較的ラクに作業を進められました。また、差し込む時になかなか入らない場合には、木槌を使うのも手です。
組み替えをしなくなる
第1子の時には私も気合が入っていたので、成長に合わせて全て組み替えました。ですが第2子からは、4段タワージムのまんまです。
組み替えが大変というのもありますが、またベビー用に戻してしまうと、結局上の子が楽しめないんですよね。

とは言えそのままだと、つかまり立ちの時期は赤ちゃんが転倒してしまって危ないので、転倒防止のヘッドガードを利用するのがおすすめです。
これがあればジャングルジムに限らず、いろんな所から転倒→頭ごっちんを防止することが出来ます。
4段あると楽しい
私の身長は160cmちょうどあるのですが、1番高いところは私のちょうど肩くらいの高さです。部屋の中にはこれ以上高く登れる所は無いので、子どもは楽しそうです。
大きい割に軽い
紙で出来ているので、見た目の大きさの割にはめちゃくちゃ軽いです。片手でヒョイッと担げます。掃除もしやすい軽さです。
ちなみに、掃除をせずにそのまま置いておくだけだと、普通にホコリが溜まって、紙パイプにくっついていきます。
お見苦しいですが、こんな感じです。
軽いのは良いのですが、難点は、子どもでも簡単に動かせてしまうこと。すぐ引き摺っていったり動かしたりしてしまうので、今はソファの足とジムを紐でつないでいます。
見た目は悪いですが、これで部屋中のあちこちに動かされてしまうことは無くなりました。
いろんな遊び方が出来る
公式のやり方では無いですが、この踊り場はどこにでも取り付けられます。
3歳半の長男が乗っているところです。真ん中辺りに付けるとちょっとした部屋みたいになるので、よくここに登っています。
この中に入ってみたり、ここにバスタオルをかけて家みたいなものを作っていたこともありました。
遊び方に注意
どんなに安全に気をつけて作られていても、また、こちらが安全に気をつけていたとしても、想定外のことをやらかすのが子どもです。
例えばこんなことをされます。
すべり台は簡単に取りはずしが出来る
すべり台はパイプにスポッとはめるだけなので、取り外しが簡単です。つまり…。
子どもでも簡単に外せてしまいます。そして外されたすべり台は…。
ドアの通せんぼに使われたり。
ジムでは無いところに、勝手にすべり台を作られたり(危ない!)。
ジムの勝手な所に取り付けられたりします。
長女はあまりしなかったのですが、長男は2歳くらいから外していました。1回されたらずっとされます。そのためうちでは、途中からすべり台は使わずに隠していました。
紙パイプのゆるい所は取れる
紙パイプとジョイントですが、場所によってしっかりハマっている所と、ちょっとゆるめの所があります。ゆるい箇所を子どもに気付かれてしまうと、すべり台同様、パイプもしょっちゅう外されます。
外された紙パイプは、タイコのバチ代わりにされたり、遊び飽きられたら部屋のあちこちに転がっていたりします。
説明書にも記載がありますが、あまりにもゆるい場合には
- 横のパイプと差し替える。
- 縦のパイプと横のパイプを交換する。
- セロテープを巻く。
などの対策をすると良いそうです。
「白いわんぱくジム」を使って6年経過
効果は?
最初にも書きましたが、頭が良くなっているかどうかは正直よく分かりません。賢い!と思うことはありますが、それは親ならみんなそう思うことってありますよね。
ただ、上り下りは上手で、高い所でも物怖じしません。運動する時の体のバランスの取り方も上手な方だと思います。
また、大型遊具のある公園に行っても、「これ以上は今の自分の力では行けない」という引き際を見極めるのが上手です。
このジムを使っていたのは、長女・長男・次男の3人なのですが、3人ともそんな感じなので、運動的な効果は私はとても感じています。
ジムの状態は?
6年経過した、現在の白いわんぱくジムです。
大切に使えばもっと使えると思うのですが、乳幼児なので舐めたりかんだりします。そのため、ところどころ防水テープは剥がれています。
さらに紙パイプも噛んだりしていたので、1部はボロボロになってしまいました。
でも全てがボロボロというわけでは無く、新品同様きれいな箇所もたくさんあります。損傷が激しいのは、ゆるくて子どもでも取れやすかった所です。
また、子どもが紙パイプを自分で外そうと試みた時に、ジョイントが何ヶ所か曲がってしまいました。力づくで外そうとして、てこの原理でぐにゃっといってしまったのだと思います。
ねじれたジョイントとぼろぼろの紙パイプは最悪の組み合わせです。
どんなに力を入れても入りません。最終的には夫が無理やりねじ込んでいましたが、また子どもに外されるという地獄ループです。
久しぶりに出してあげたすべり台も、しばらく使っていたら付ける部分が折れてしまいました。そろそろ限界が来ているようです。
もちろん、取ったり噛んだりせず、説明書通り普通に遊ぶなら、もっともっと長く使えると思います。
「白いわんぱくジム」の口コミと評判
このほか、白いわんぱくジムの口コミと評判を集めてみました。
つなぎ目の色味がカラフルですが、ポールが白いのでスッキリ見えるし、滑り台のグリーンも落ち着いていて気になりません。リビングに置いてますが、割と馴染んでいます。組み立ては女性1人で一時間半位かかりました。説明書をしっかり見て、コツを掴めばもっと早く出来たかもしれません。
1歳の息子は始めは滑り台を下からよじ登ったりしていましたが、半年経った今は、1番上まで登ったり降りたり、色々な体勢で楽しんでいます。けっこう、筋肉ついてると思います。上の姉達は登り降りはもちろん、おままごとの道具としても使います。一角を布で結んでベッドを作ってぬいぐるみを寝かしたり、全体に布をかけてテントの様にしてお城もどきを作ったり楽しそうです。
キャラクターは嫌だったので、四段ジャングルジムに惹かれて購入。リビングに置いても変に浮かずよかったです。こどもも滑り台で喜んで遊んでます。ただ、組み立てが、、本当に大変。これからワイドジムや四段ジムに成長に応じて変えて行くのがすでに憂鬱、、
買った時はジムに足をかけれなかったけど、教えて3日目には自分から1段登りしがみついていました。
1ヶ月後にはジムに足をかけて1段よじ登り、棒の上に立っち、自分で考えてくぐって脱出できるようになりました。
公園に行くだけだと2歳でも登れない子が多いと聞いているので、少しでも運動が好きになってくれると期待しています。
鉄棒にもなるブランコ付きも悩みましたが、鉄棒が必要になったら、鉄棒だけのものを買うほうが賢明かなと思いました。我が家は活発な男の子なので、とにかく全身を使って登ったり降りたりする身体機能向上に重点をおき、こちらを選びました。
1歳半の息子に購入しました。滑り台が大好きなので喜んでいます。ジャングルジムも少しずつ上手にのぼるようになってきました。息子は滑り台の斜面を利用して車(ミニカー)を走らせてあそぶのもブームなようです! 確かに家で斜面ってありそうでないですよねっ。いろいろ楽しめて長い間あそべそうなので購入してよかったです♪
1歳4ヶ月の娘に。組み立てている最中から気になってしょうがない様子。
出来てからは滑り台をのぼり、滑ってを何十回とやっていました。こんなに動けるんだ、こんなことも出来るんだ、と新たな発見が出来、嬉しかったです。
何かしら自分で考えてジムの周りで遊んでいます。
2歳のこは滑り台がお気に入りです。4歳の子は登ったり上からジャンプしたり、あとはおもちゃのおうちにしたり、戦う場所になったりです。
1歳半、めちゃめちゃ気に入ってます。
滑り台も他の似たような商品より長めで、何よりも形が変えられて5歳ぐらいまで遊べる所が良いです。形の変えられないブランコつきのものと悩みましたが、うちの子はブランコがあまり好きではなかったり、体を動かすのが好きなので長く使えるこちらで大正解だと思いました。
お家で滑り台で遊んでいたせいか、外の公園の高い滑り台ももう1人で滑ることができます。
最近は大好きなトミカを滑らせたり、くぐったり、ぶら下がったりしています。長時間遊ぶことはないですが、1日数回は必ず毎日遊んでいます。形も変えれるので、飽きずにまだまだ遊べると思うので、早い時期から買えば長く遊ばせることができるとおもいます。
白いわんぱくジムは、つかまり立ちをする8ヶ月からが対象になっています。滑りにくく作られているので、小さい子でも楽しめます。
「白いわんぱくジム」まとめ
6年経過し、ぼろぼろになってきた我が家の白いわんぱくジム。現在、「プレミアムキッズパーク」というジャングルジムに買い替えを検討中です。
出典:『楽天』公式サイト
見た目もかわいいし、ブランコを取り外せば鉄棒にもなるので長く楽しめそうかなと。今までブランコ付きは使ったことが無いので気になっています。
値段が高いのが難点ですが…。
ただ、これは3段までしか無いので、物足りないかなという思いもあります。夫は、

と言っています。それくらい、1段高いのは魅力的なんですよね。どちらにせよ、6年間使い倒して思うのは、個人的にはおすすめのジャングルジムです。