園に通い始めると、洋服にも全て名前を書いておかないといけません。お下がりとして使いたい場合の洋服の名前付け、どうしてますか?
一般的には洋服のタグに油性ペンで、
やまだじろう
とこんな感じで書くと思うのですが、タグは狭いので2人分も名前を書くとごちゃごちゃしてしまいますよね。しかもこれを洗濯表示の文字の上から書くので、その見にくさといったらもう・・・。
タグによっては油性ペンが滲んだりもしますし、もっときれいで見やすく名前が分かる方法はないかと思っていました。
この記事では、私がやってみた方法を2つ紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
洋服の名前付けの方法1・お名前シールを使う
単なる思いつきでやった方法なのですが、特に不都合もなく上手くいっているので、今のところ私はこのやり方で洋服の名前付けをしています。
やり方
「お名前シール工場」のお名前シールを使います。このシール、楽天ショップで150万枚も売れている大人気商品です。
公式サイトでも紹介されていますが、本来はお弁当箱や傘、お道具セットなどに貼って使います。
シールの枚数も意外とたくさん入っていてお得です。
このシールは食洗機対応になっているのですが、「防水で食洗機対応なら、洗濯機でもいけるんじゃないかな?」と思って試しに貼ってみました。
これがなかなかいい感じ!
シールだから滲まないし読みやすい。しかも貼るだけなので手間もありません。子どももタグに違和感は感じていないようです。
今では園で使う昼寝用布団セットのタグにも全て、このお名前シールを貼っています。1度注文しておくと、何かと使えて便利なシールです。
お名前シールにはいろいろなサイズが用意されています。
出典:『楽天』公式サイト
シールの組み合わせですが、
- スタンダードタイプ
- 大きめサイズいっぱいタイプ
- 枚数ぎっしりタイプ
という3種類のシートタイプから選べます。
洋服のタグに貼るために使うなら「小(23mm×6.5mm)」サイズのシールが1番使いやすいです。シートタイプの「枚数ぎっしりタイプ」に1番たくさん入っています。
お名前シールの使い方やおすすめポイントについては、こちらの記事にさらに詳しくまとめています。
デメリット
公式で紹介されているやり方ではないので、すぐ剥がれてしまったり、逆に上手く剥がれなかったりしても自己責任になります。
大切な洋服には使わない方がいいかもしれません。
メリット
とにかく簡単で楽ちん!これに尽きます。
もし上手く剥がれなくても、また上から新しくシールを貼り直せばなんとかなるかなと。今のところ全く不便はないので、この方法で名前付けをしています。
貼ってから1年後
1年後、お下がりとして使うために、貼っていたシールを剥がしてみました。すると…。
少~しだけ跡が残っているものの、きれいに剥がすことができました。1年間洗濯しても剥がれず、お下がりとして使う時もきれいに剥がせる。
お名前シール、おすすめです!
洋服の名前付けの方法2・バイアステープを使う
ネットで調べて知った、バイアステープを使った方法です。お名前シールを使う前はこの方法で名前付けをしていました。
作業の流れや実際にやってみて分かったことを書いてみたので、興味のある方は参考にしてくださいね。
用意するもの
用意する道具は3つ。
- 接着剤(洗濯可のもの)
- バイアステープ
- なまえペン
です。
洗濯可の接着剤はいろいろあるのですが、私は「裁ほう上手(45g)」という接着剤を買いました。
「針や糸がなくてもカバンが作れる」ほどの接着力。先のノズルが細く、細かい部分に塗りやすくなっているのもポイントです。
そのままでも使えますが、アイロンを使うとより接着力がアップします。
17g入りもあります。お試しなら、この量でもいいですね。
バイアステープは「ふちどりタイプ」よりも「両折タイプ」の方がおすすめです。理由は後述しています。
なまえペンは布用の極細を買いました。
私はこれらを全て手芸店で揃えました。
やり方
道具が揃えば、後は簡単です。
バイアステープをタグの2.5倍くらいの長さに切ります。
切ったバイアステープをタグの中に入れて、端に接着剤を塗ります。
この接着剤はアイロン無しでも使えますが、早くくっつけたい場合にはアイロンは必須。あて布をして、中温で20秒ほど押さえます。
くっついたら、名前を書いて完成です!
お下がりとして新しく名前を書きたい時には、バイアステープを切ればまた元通りになります。
やってみて分かったこと
後日見つけたのですが、バイアステープは100円ショップにも売ってありました。これはセリアで購入したものです。
最初は白のバイアステープを使ったのですが、太めで色付きのバイアステープの方がパッと見て名前が分かりやすいです。
100円ショップにも種類がたくさんありました!
ただ、服によってはタグがすごく細いことがあります。
太いバイアステープだと入らないので、太め・細め両方のバイアステープを最初から持っておくといいです。1つ100円なので、そんなに負担にもなりません。
また、バイアステープには「ふちどりタイプ」と「両折タイプ」があるのですが、名前付けとして使うなら「両折タイプ」の方がおすすめです。
「ふちどりタイプ」のバイアステープは、端がひらひらしています。
手芸には疎いので何も考えずに買ったのですが、「ふちどりタイプ」は接着剤を付ける時にちょっと邪魔でした。
小さい差ではあるのですが、この作業をばんばん繰り返してタグに名前を付けていくので、ストレスは少しでも無い方がいいです。
デメリット
道具を揃える&作業をする時間が必要なので、手間がかかります。
入園前にたくさんの服に付ける作業はまだいいんです。こちらも気合十分で臨みますし、一気に終わってしまいますから。
ただ、途中で1着とか2着とか服を買い足すことってありますよね。この1着のために道具をいちいち出すのがとても面倒!
その結果、何日も後回しになってしまうことも・・・。
メリット
見た目がきれいです。バイアステープを切ってしまえば、タグは真っさらなまま!何人にでも使い回しできます。
プレゼントでもらうような少しお高めの服などは、この方法がおすすめです。
洋服の名前付け・こんな服が増えてほしい!
「Haruulala」というベビー服ブランドの洋服タグが話題になっています。
子どもたちの未来を守るため、私たちはおさがりを大切にしています。サイズが小さくなってしまったら、次の人にお洋服をお譲りすることができるよう、お名前タグは3人分用意。
それがどんなタグかというと・・・。
お下がりとして使う時には、下から切り取ればまた新品同様使えます。1人分ずつ枠があるので見やすいですね。
ありそうで無かったこのタグ、全ての子ども服で採用してほしいです!
洋服の名前付け・こんな商品もあります
タグに書いた名前を消すことができるペンがありました。「三和化成・インク消し(16ml)」です。
少々手間ではありますが、動画の通りきれいに消すことができます。ただし臭いがきついようなので、何枚も消す時には注意して下さい。
洋服の名前付けのまとめ
2つの方法を紹介しましたが、コスパ的に見るとあまり変わりません。コスパが変わらないなら、絶対楽な方がいいですよね。
というわけで園で着る日常着には、お名前シールを貼って名前付けをしています。
どちらの方法も、子どもはタグに違和感を感じてはいないみたいです。メリット・デメリットを参考にしながら、合った方法を見つけてみて下さいね。