子育てをしている中で、「知育」をいつから取り入れようか悩みますよね。
知育は、『三育』という考え方の一つであり、他に徳育、体育があります。つまり幼児期には、「頭」「心」「体」の3つの教育が大切だとされているのです。
その中でも知育は、取り入れるのであれば、早ければ早い方が良いと言われています。
その理由の一つとして、3歳までの脳は柔軟性と吸収性に優れているということがあります。その脳を刺激することで、才能を引き出したり、考える力などを身に付けることが出来るからです。
子どもの可能性を広げるためにも、知育について学び、早くから取り入れていきましょう。
目次
幼児期に出来る知育活動
知育塾
知育のための幼児教室に通うことで、本格的に力を身に付けさせることができます。専門の先生の元で、お友達と一緒に楽しんで参加できるのがメリットです。
自宅で行うのとでは教材の数もはるかに違い、子どもが興味を持つこと間違いなし!知育の発達に関して心配なことがあれば、先生に相談できるのも安心ですね。
タングラム
タングラムとは、正方形をいくつかの形に分割したパーツを組み直すことで、全く違う形を作るパズルのことです。
NEW たんぐらむ
CMでも有名な「KUMON」から出ている知育おもちゃです。
7ピースあり、積み木にもなることから、子どもに馴染みやすく、遊びながら楽しめるのがポイントです。ケースにしまう方法も10通りあるため、お片付けも楽しく出来ちゃいます。
ラーニング リソーシズ
色とりどりのピースが100個あり、圧倒的な数の多さで楽しむことが出来ます。プラスチック製ですがしっかりした素材で、子どもの創造力に驚かされると人気な商品です。
USATDD木製六角形パズル
対象年齢が生後3ヶ月以上からと、早くから使えるのが魅力のパズル。伝統的なモンテッソーリの教材で、運動技能、論理的思考、問題解決などの力をつけるのに最適です。
一つひとつのパーツの形が独特ですが、赤ちゃんでも掴みやすいような作りになっています。
知育ブロック
ジスター(GESTAR) 天才のはじまり
「天才」と名がつくほど、子どもの力を育むことのできるブロック。
上だけでなく斜めにも積み上げられるので、簡単に立体的な作品が作れます。想像力、構成力、空間把握能力を楽しく身に付けることが出来ますよ。
図形キューブつみき
「KUMON」から出ている積み木です。カラフルな50個の積み木があり、国内で加工されているところに安全性を感じられます。
パターンカードも付属しており、平面の問題、立体の問題があります。立体の問題では、見えていないところにも積み木を置かなければならないので、想像して積んでいく力が身に付きます。
Pita-Rico (ピタリコ)
壁も使える新感覚知育ブロックです。
変わった形とカラフルな色合いは、子どもの興味を引き付けます。低年齢時には、色々なところへくっつけて剥がす遊びをすることで、指先への刺激や脳の活性化にも繋がります。
自分なりの遊び方を見つけて楽しめますよ。
知育パズル
木製 モンテッソーリ パズル
モンテッソーリの木製パズルです。形状を認識し図形を識別するため、色々な形状があります。数字、形状、色で幼児の脳を刺激します。
動物が数字とアルファベットの形になっていてとても可愛らしく、プレゼントにも最適です。
木玩社のアニマルテトリス
可愛い動物達がテトリスになっているパズル。自然に色と形を認識できるようになり、子どもの集中力と指先の力加減を養うのに最適な木製おもちゃです。
しっかりした作りなので、小さい子でも安心して遊べます。
CORPER TOYSの木製パズル
それぞれのピースに小さな持ち手が付いており、簡単に手にとって遊ぶことが可能です。英単語が印刷されているので、おもちゃを通して英語にも興味を持つことが出来ます。
明るく綺麗な色使いで、目を引くデザインです。
知育カード
ゆびなぞりカード
「KUMON」から出版されている、平仮名を覚えるカードです。くぼんだところを指でなぞって覚えるため、指先の刺激にもなります。
鉛筆を持つことがまだ難しい、小さなお子さんでも始めることが出来ます。
反対ことばカード
2枚のカードを合わせて反対ことばを完成させて遊びます。イラストを見比べられるので、まだ平仮名が上手く読めなくても取り組めます。
大人数で遊ぶことも可能です。一人で使うことに慣れたら、家族やお友達とも遊ぶと楽しいですね。
なかよしいろはカードかるた
可愛い動物達の絵が描かれたいろはかるたです。絵で見て、言葉で聞いて、次第にことわざも覚えられるようになります。
知育シール
おべんとうやさんシールえほん
うさぎのぺこりが色々な場面でお弁当を作ります。指先の訓練にもなりますし、自分でシールを貼って剥がしてお弁当を作って遊びながら、食事のバランスについて知ることもできますよ。
due Gattini(ドゥエガッティーニ)シール
欧米での幼児教育でよく取り入れられているモザイクアートであり、子どもが賢くなる知育おもちゃだと言われています。
台紙にキラキラのシールを貼っていくだけで可愛く仕上がり、数字を読み、指先を使って自分で選んだシールを貼っていくことで、子どもの興味と達成感を満たします。
モンテッソーリ 教具 シール貼セット
台紙にシールを貼って遊ぶものですが、台紙に書かれたイラストは全て、自然や身の回りのあるものです。単純作業ゆえに子どもは集中して取り組むことができ、完成する喜びを味わえます。
その他の五感を刺激する教材
ソフトボーリング
ボールを転がして動物を倒すと、動物の中に入った鈴が音を鳴らします。動物の色合いや柔らかい素材で、子どもの五感を刺激します。
きのこのこのこ
大きさの違う半球のピースが6種類あり、ボードに付いたネジにはめこんできのこを作るおもちゃです。ピースをはめる際にねじる動作が必要となり、手首も上手に使えるようになっていきます。
値段は高めですが、色も形も可愛らしく、木の温もりを感じながら、様々な感性を磨けます。
ムゲン
平衡感覚育めるということで、2011年に日本グッド・トイを受賞したおもちゃです。”無限”の形をした木のボードには溝が掘られており、そこにビー玉を転がして遊びます。
上手く転がすには平衡感覚が必要となり、コントロール出来るようになると、ビー玉の数を増やすことも可能です。レベルが上がれば、より楽しめます。
大人がやっても面白いおもちゃですよ。
幼児向け通信教材を利用するのもおすすめ!
市販の教材を探すのが大変だったり、ピンとくるものがない場合には、こどもちゃれんじなどの幼児向けの通信教材を利用してみるのもおすすめです。
各企業が子どもの発達を研究して作られた教材ですので、質は高く、安心安全です。子どもの年齢に合った教材が毎月自宅に届くため、子どもの発達の目安にもなります。
安いものですと、例えば幼児ポピーはおよそ1,000円から始めることが出来ます。気になる方は、こちらの記事もぜひチェックしてみて下さいね。
幼児期の知育活動の注意点
対象年齢に注意
市販の教材を使う時は、対象年齢に注意が必要です。
小さい子どもはなんでもかんでも口に入れてしまうため、誤飲などの事故につながることが最も多いとされています。
また、使い方を誤ると怪我にも繋がりますので、おもちゃの使い方が複雑な場合など、そのおもちゃの使い方をしっかり理解して扱える年齢になってから与えるようにして下さい。
押し付けすぎない
子どもがあまり気乗りしていない時や嫌がっている時には、無理をさせないことも大切です。
「親がしっかり指導しないと」
「この年齢ならこれができないとダメなのに」
などと親が焦ってしまっても、子どもが興味を持たなければ意味がありません。
興味を持つことが、脳が刺激されたり才能が芽生えたりすることに繋がりますので、子どものタイミングを待ってあげて下さいね。
幼児期にできる知育活動まとめ
知育活動は親が機会を作ってあげることで、子どもの可能性をいくらでも広げることができます。とても大切な幼児期。たくさんのことを学んで、充実した時間を過ごせますように。