毎日いっぱいいっぱいで子育てをしていても、過ぎ去ってみれば
「もっとできることがあったんじゃないか」
「もっとこうしておけば…」
「あの時をもしやり直せるなら」
きっとそんな思いが出てくるのかなと思います。
私は現在子育て真っ最中で、子ども達もまだまだ小さいです。
ですがそれでも、「赤ちゃんの時、もっと抱っこしてあげれば」とか、「毎日怒りすぎた」とか、現在進行系で反省と後悔ばかりで。
なお子
それでも何とか、毎日を乗り越えています。
それにしても…今でもこんななのに、子どもが反抗期を迎えたら。成人したら。いったい何を思うんでしょうか。
そこで、すでに子どもが自立・独立している先輩ママ・パパさんに、「子育てを振り返って、もし1つだけやり直せるとしたら」というアンケートをとってみました。
いろんな意見があったのですが、この記事では、その中でも特に多かった2つの意見をご紹介します。
共感してみたり、参考にしてみたり。あまり思い詰めすぎても良くないので、軽い気持ちで読んでもらえればと思います。
子育てで後悔しないために出来ること
子どもと一緒に過ごす時間を大切にすること
断トツで多かったのはこれです。
「もっと思い出を作ってあげれば良かった」
「子どもと過ごす時間を作れば良かった」
おそらくですが、今回アンケートに答えてくれた先輩ママ・パパさんみんな、子育て中の時だって、忙しい中一生懸命、子どもと過ごす時間を作っていたと思うんです。
それでも振り返ってみると、「もっとできたんじゃないか」と思ってしまうんですね。
また、
まだ小さいから旅行も行けないし、何をして子どもと楽しめば良いか分からない…。
という方に個人的におすすめしたいのは、Z会の幼児コースです。
これは他の通信教材とはちょっと違い、学習教材と合わせて親子で取り組める体験教材もセットになっています。
休みの日を利用すればできるくらいの分量ですし、こう言ってはなんですが、「お金を払っているから時間を作らなくちゃ」という意識になります。
一緒に料理をしたり、提出課題の絵を仕上げたり…といった感じで、続ければ子どもの心の成長にも役立つ内容です。
子どもと楽しく過ごすためにできることとして、こういった情報もチェックしておくと良いかと思います。
旅行に行ったり、キャンプをしたりといった特別な体験から、読み聞かせなど、日々の何気ない生活の中で子どもと過ごす時間をとること。
忙しい毎日ですが、先輩ママ・パパさんはこんな後悔が多いということを少し頭に置いておくと、今後の参考になるかと思います。
家族で過ごせるのは、今思えば貴重な時間でした。
子どもは現在進学せずに働いていますが、幼い頃から文武両道を貫いていたので、常に忙しかったです。
そのため、旅行なども我慢していたのですが、もっと楽しみながら、のんびり子育てすれば良かったなと思っています。
あっという間に自立してしまうので、家族で過ごす時間は貴重でした。
かずささん/子どもの年齢-20歳
同じ時間を過ごして、たくさんの思い出を。
子どもが小さい時は私の仕事が忙しいあまり、なかなか一緒に遊んであげられませんでした。
子どもが小さい頃に戻れるなら、仕事など早く終わらせて、もっと一緒に同じ時間を過ごして、たくさん思い出を作ってあげたいいです。
ゆうさん/子どもの年齢-18歳
小さい頃こそ、いろいろ連れて行ってあげたら良かったです。
小さい頃に、もっとあちこち連れて行ってあげたら良かったなと思います。
どこにも行かなかった訳ではありません。
あちこち行くには行きましたが、年齢を重ねるにつれ、部活があるから行けない、塾があるから行けない、受験生だから行けない…となってしまいました。
himeocharuさん/子どもの年齢-18歳
甘えてくれなくなってから思うこと。
もっと子どもに甘えさせてやれば良かったと思ってます。
今ではすでに甘えてくれないのだから、甘えてくる時くらい、たくさん甘えさせれば良かったなと思います。
だいすけさん/子どもの年齢-19歳
忙しく、子どもとの時間がとれなかった。
もっと一緒にいてあげたかった、もっとハグしてあげたかったと思っています。
旦那だけの給料ではやっていけず、産まれて2ヶ月して私はすぐ仕事復帰しました。
そのため、あまり子どもとの時間を作ってあげられなかったので、やり直せるならやり直したいと思っています。
にくまんさん/子どもの年齢-21歳
旅行に連れて行って、思い出を作ってあげたい。
子どもが小さい時はお金を稼ぐために、仕事と夜のバイトをしていました。なのであまり一緒に遊んだり、出掛けたりすることが無かったです。
やり直せるならば休日はゆっくり子どもと遊び、たまには旅行にも連れて行って、思い出を作ってあげたいです。
トミーさん/子どもの年齢-18歳
子どもは私と過ごしたかったのではないかと思っています。
子育てを終えて思うことは、私は仕事をしていたので、子どもに対してちょっと寂しい思いをさせてしまったのではないかと思っています。
いつも学童保育に預けていたのですが、本当は子どもは、家に帰って私とゆっくりと話をしたかったのではないかと思っています。
ぱぴさん/子どもの年齢-30歳
もう今では一緒に行ってくれない…。
お仕事をしていたので、お出かけや旅行にほとんど行けませんでした。
小学生の時にディズニーランドに行く約束をしてたけど、それも行かないままになってしまいました。
もう今では一緒にディズニーランドは行ってくれないので、もっとたくさんお出かけすれば良かったです。
すみれさん/子どもの年齢-18歳
振り返ってみると、思い出があまり作れなかったような気がします。
大学進学と同時に一人暮らしになった息子。大学卒業後も、就職したら地元に戻って来ないような気がします。
一緒に暮らしてた高校までの時間は、あっという間で、長いようで短かったです。
中学生頃から部活や勉強、遊びと忙しく、一緒に行動というのも、あまりしなくなりました。
広く浅くでいいので、もっといろんな経験をやらせたかったです。特にキャンプやアウトドア等をして楽しみたかったと思います。
今思うと、そのような思い出があまり無いです。
だいすけさん男性/子どもの年齢-18歳
忙しくても、ふれあいの時間をとること。
小さい頃に、いろいろな絵本や物語を読み聞かせてあげたら良かったと感じております。
忙しくて時間がとれなかったのもあったのですが、もしやり直せるとしたら、こういったふれあいの時間をとれたらと思います。
ayuさん/子どもの年齢-19歳
戻れるなら、もっと構ってあげたい。
子どもに対して、もっと構ってあげたら良かったと思います。仕事が忙しく、参観日なども行くことができずに、とても寂しい思いをさせてきたからです。
仕方がないと思うものの、戻れるならしたいことです。
ゆうりんさん/子どもの年齢-22歳
たくさん甘えさせてあげられたら。
子どもが小さい頃にシングルマザーになりました。
1人で育てるために、朝から夜まで一生懸命仕事をして育てていたのですが、子どもが小さい頃にもっと一緒に居られる時間を作って、たくさん甘えさせてあげられたら良かったなと思います。
くまこさん/子どもの年齢-24歳
じっくり向き合って、素敵な絵本を読んであげたい。
結婚後もフルタイムで働いていたので、子ども達にじっくりと向き合う機会を逃していたような気がします。
乳幼児期は、保育所からの帰宅後、ご飯、お風呂というパターンで、あっという間に寝る時間になってしまい、絵本の読み聞かせなどほとんど出来ない状況でした。
もしもう一度あの頃に戻れるなら、子ども達に素敵な絵本を読みたいですね。
はあさん/子どもの年齢-28歳
大きくなるのはあっという間でした。
早く仕事に戻りたくて1歳から保育園に入れてしまったのですが、今から思えば、貴重な可愛い時代にもっと一緒に長い時間過ごせたら良かったと思います。
あの頃は子育てに余裕も無かったですが、大きくなるのはあっという間でした。
一緒にいられる時間は本当に短いので、小学校低学年までは子育てに専念しても良かったです。
りのさん/子どもの年齢-20歳
子どもを信じ、見守ること
次に多かったのが、
「子どもの好きにさせてあげれば良かった」
「手を出さずに、見守ってあげれば良かった」
という意見です。
かわいい子には旅をさせろなんて言いますし、子育て前は
なお子
そりゃそうでしょ。
なんて思っていた私ですが、実際に我が子を目の前にしてみると、「ただ見守る」ということがいかに難しいかと実感しています。
口、出したくなりますよね。言わないといつまで経っても行動しなかったりするし、失敗して傷つく姿も見たくないし。
私たち大人は先のことが予測できるので、先回りして道を用意しておいてあげたくなりますが、先輩ママ・パパさんからすると、それも後悔の1つになってしまうようです。
でも見守るだけで何も言わないのは、今度は逆に「放置」になってしまうんじゃないかという思いもあります。
なお子
本当に、バランスが難しいです…。
子どもを信じて、見守ることができれば良かったです。
子どものためだと思っていろいろとしてきましたが、それが過干渉で過保護気味になってしまったと思います。
自分がすぐに手を出すのではなく、子どもを信じて、もう少し遠くから見守ることができれば良かったなと思います。
りのさん/子どもの年齢-22歳
余裕を持って、見守っていたら良かったです。
初めての子どもだったので、親としても不安がたくさんあって、小さい頃はかなり厳しく育てていたと思います。
今思うとかなり過保護でした。
もう少し余裕を持って、のんびりと見守っていたら良かったなと思います。
きるくろさん/子どもの年齢-24歳
本人の望む道に進ませてあげればと。
大学受験の時に、専門的な仕事についてほしいと思い、歯学部を受験させましたが、本人の希望は獣医学部でした。
結果として、浪人させてしまいました。
20代の若い時代を、好きでもない勉学に使わせてしまって、申し訳なく思っています。本人の望む道に進ませてあげれば良かったです。
五郎さん/子どもの年齢-34歳
もっと遊ばせてやれば良かったです。
子どもを育てているときは、「勉強」「規則正しい生活」「部活」などをサボらずにやり遂げる子にしたいという気持ちが強かったと思います。
でも学校を卒業して社会に出て、自分で生活するようになってからの我が子を見ていると、もっと遊ばせてやれば良かった!と感じるようになりました。
というのも、就職してしまうと会社に拘束される時間が長くなり、休みもそんなに自由には取れなくなります。
社会人になるまでに、友達と長期の旅行をするとかのびのびと遊ぶ時間を取っておいた方がいいよと言ってあげるべきだったなぁとつくづく思います。
シューティンさん/子どもの年齢-26歳
子育てで後悔しないために出来ること・まとめ
全てのことを十分満足するくらいするっていうのは、無理だと思います。
口を出せば「もっと子どもの好きなようにさせてあげれば良かった」、口を出さなければ「もっと言ってあげるべきだった」と、どちらにしても思うのかなと。
なお子
正解が無いから、難しいですよね。
ですがこの記事が少しでも、日々の子育ての参考になれば幸いです。アンケートに協力して下さった皆さんも、ありがとうございました!