以前、6歳の長女にすみっコぐらしの「うつしえライトボックス」を買ってあげました。すみっコぐらしのイラストをトレースできるおもちゃなのですが、これに長女がハマりました。
毎日毎日、何枚も何枚も何枚も。数えてはいませんが、100枚以上は描いたと思います。
そこで、そんなに楽しいなら…と、トレース台を買ってあげることにしました。これなら、他のイラストもトレースできます。
2,000円あればわりと良いものが買えるので、そんなに高くもありません。
今回私が購入したものは売り切れてしまいましたが、同じタイプのものを紹介しておきます。
ですがこれ、電源のオン・オフスイッチがありませんし、明るさの調節もできませんので、もしこれから購入すするなら他のものが良いかと思います。
私がもし買い直すとしたら、これ。
そしてこれだけだと、パソコンにつなげないと電源を供給できないので、USB-AC変換アダプターというものを追加で購入して、コンセントから使えるようにします。
それでは、トレース台を購入したレビューを紹介します。
目次
トレース台が届いた!中身を紹介
届いたトレース台です。比較のためにマッキーペンを置いています。届いた感想ですが、箱のわりにめちゃくちゃ軽いです。
さっそく開けてみます。
中身です。
写真にはコードとコンセントと書いていますが、正しくは
- コード→USBケーブル
- コンセント→USB-AC変換アダプター
です。
USBケーブルを使えば、パソコンにつなげて使えます。コンセントで使いたいなら、さらにUSB-AC変換アダプターをつなげれば、コンセントから電源を供給できます。
この辺りは、以下で画像を見てもらった方が分かりやすいかと思いますので、読み進めてみて下さい。
トレース台の使い方
説明書も付いていましたが、見なくても簡単に使えます。
トレース台の端っこの方にUSBポートがあるので、そこにUSBケーブルをつけます。このまま反対側をパソコンにつなげば、トレース台が光ります。
パソコンにつなぐのではなく、コンセントにつなぎたい…という場合には、付属のUSB-AC変換アダプターを使います。
今回買ったトレース台にはオン・オフのスイッチが無く、コンセントやUSBケーブルを抜き差しすることでトレース台を光らせる仕様になっています。
私の場合は長女のために買ったので、コンセントの抜き差しは子どもには危ないかなと思い、上の写真のようなスイッチ付きのコンセントタップを用意しました。
全部つなげるとこんな感じです。これならスイッチをカチカチするだけなので、子ども1人でも安心して使えます。
光りました!試しに使うためのちょうど良いイラストが無かったので、以下の「ディズニーキッズ」というサイトで、塗り絵を印刷しました。
このサイトは塗り絵や迷路のほか、ちょっとしたゲームなどもあり、おすすめです。
さて、トレース台にイラストを置き、紙を重ねてみると…。
しっかりと透けていて、なぞりやすそうです!長女が描いている時にずれないように、マスキングテープも用意しました。
これを使って、イラストと紙を固定します。
さっそくトレースしてみた!
無料のダウンロードサイトのイラストを利用して
さきほどのディズニーキッズで用意した、アリエルのイラストをなぞってみます。
…が、すみっコぐらしからいきなりディズニープリンセスは難しく感じたらしく、「むずかしいよ~」「出来ないよ~」を連発していました。
いろいろ言いながらも、完成した作品がこちら。
なんだかんだ言っていたわりには、上手になぞれていると思います。
ですがディズニーキッズにあるイラストは、長女は「難しい」と言ってあまりやる気が出ないようだったので、他に良いものがないか探してみることにしました。
100円ショップの塗り絵を利用して
次に利用したのは、市販の塗り絵です。こちらはダイソーで購入しました。A4の半分のA5サイズなので、大きさもちょうど良いです。
サンリオのキャラクターなら、ディズニープリンセスよりもなぞりやすそう。
同じディズニーでも、このくらいなら最初からやる気が削がれることもないかな?と思います。
なぞりやすいよう、ページをコピーして…。
さっそくやってみます。今度はいろいろ言わず、黙々と取り組んでいました。
スイッチを手元に置いてあげたので、たまにスイッチを切って出来上がりを確認しながら進めていきます。
やっぱりトレース自体は好きらしく、黙々となぞる→色を塗るを繰り返し、気づけばこんなに描いていました!買って良かったです。
失敗したなと思ったこと
一見スムーズに見えたと思いますが、失敗したな~と思ったことが2つあったので、ご紹介しておきます。
塗り絵をばらばらにするべきではなかった
コピーをするのも手間なので、最初は、塗り絵をそのままお手本のイラストとして使おうと思ったんです。購入した塗り絵は、ホッチキスで留めてあったので、それを外して…。
バラバラにして…。
このまま使おうと思ったのですが、いざトレース台に置いてみると…。
裏のイラストと表のイラスト、全部透けてしまって、ごちゃごちゃになってしまいました。
大人なら線の見分けはつきますが、するのは6歳の長女なので、これは無理というか、上手くできずにイライラしそうだなと判断しました。
それに、ばらしてしまってから気付いたのですが、見開きで描かれているイラストは半分が切れてしまうんですよね。
この半分を探すのがまた大変で…。
これなら最初からバラさずに、塗り絵をそのままコピーしてあげた方が、手間は少なかったです。
他のトレース台も調べれば良かった
私はあまり調べず、楽天で口コミが良くて値段も2千円くらいのものを迷わずポチってしまったのですが、もっとよく調べて買えば良かったと思っています。
というのも今回買ったトレース台は、最初にも書いたのですが、
- 電源スイッチがない
- 明るさの調節ができない
という、わりと大きいデメリットがあります。特に明るさの調節ができないのが気になっていて。眩しくて、視力が心配なこともあります。
高いものじゃないとそういう機能はついていないのかと思っていましたが、調べてみると、そんなことは無かったです。
もし今購入するとしたら、下のものを買うかな…と思います。
これはオン・オフのボタンもついていて、明るさの調節もできます。値段も、私が買ったものと同じくらいです。
それに加えて、コンセントから電源を供給できるよう、USB-AC変換アダプターを追加で購入します。
もし購入を検討していたら、参考にして下さいね。
子どもにトレース台を買ってみたまとめ
あるプロのイラストレータさんが言っていたのですが、イラストの上達にトレースは効果的な練習法だそうです。
なぜなら、「プロの描き込みの量を知ることができるから」。
もちろん人それぞれ練習法はありますし、そればっかりで良いということではありませんが、とにかく長女には合っていたようです。
暇さえあればトレースし、出来上がった作品を嬉しそうに見ているので、買って良かったなと思います。