
学習系の習い事を考えているのであれば、自宅でできる通信教材がおすすめです。他の習い事との両立もしやすく、塾に通うよりも安く受講することができます。
その中でも「月刊ポピー」は、幼児期から受講できるシンプルな学習教材です。おもちゃや付録などがない分、通信教材の中でもさらにお手頃な料金になっています。
学習のみに集中することができますし、付録系の教材を特に必要としていないのであれば、ポピーはおすすめの教材です。
ちなみにポピーに入会する場合、「全家研」から申し込む方法と「さんけん社」から申し込む方法があります。
この2つの違いですが、簡単に言うと「全家研」が月刊ポピーを発行している、いわば本部。「さんけん社」は販売代理店のうちの1つです。
送料やキャンペーンに少々の違いはあるものの、どちらの公式サイトから申し込んでも教材自体は同じものが届きます。
この記事では、「全家研」から申し込む場合について解説しています。口コミも集めたので、そちらもぜひ参考にして下さいね。
また、2019年の4月から、ポピーで英語を楽しく学べるコース「KidsEnglish(キッズイングリッシュ)」がスタートしています。
英語に興味のある方は、こちらもぜひチェックしてみて下さい。
目次
月刊ポピーとは
毎月自宅に届いて学習できる通信教材で、幼児(2歳)から中学生まで受講することができます。この記事では主に幼児から小学生までの内容について書きました。
ポピーは、学齢・学年以外の教材を受講することもできます。また、別の学齢・学年の教材を同時に受講することも可能です。
月刊ポピーの特長
付録なしのシンプルな教材
こどもちゃれんじには、教材の他にも「エデュトイ」と呼ばれるさまざまな付録がつきます。ですがポピーのメインは紙の教材です。
シンプルで付録がつかない分会費もお手頃で、長く続けやすくなっています。
教科書対応
ポピーは、子どもが学校で使っている教科書に沿って編集されているのが特長です。そのため予習・復習がしやすく、テスト対策もしっかりとできます。
月刊ポピーの口コミと評判
月刊ポピーのネット上の口コミと評判を集めました。
実際の受講者のリアルな口コミをたくさん読みたいという方は、こちらの記事も参考にして下さい。
届くと喜んで自分から始めます。ボリュームが少なすぎとは思いませんが、やめれば?って言うまで集中してやっているので、3日もすれば終わってしまいます。
月々980円で、このクオリティには満足です。
特別に教材以外の勧誘や商品の紹介などがないので、安心して使えます。
値段が高いか安いかは他の教材との比較が必要なのでどうとも言えませんが、うちの場合は高いとは感じていません。
予習復習ができることが良いと思います。要望はもう少し教材の学習量を増やしてもらえると嬉しいですね。
教材がシンプルだからか、月額料金は他社と比べると安価だと思います。
各教科とも、学校の教科書に沿った形の問題が多く、しっかりやればとても良い教材だと思いました。
解説がわかりやすく、子供の理解度が向上していると感じます。また、応用問題も多数あり、基礎的な知識から応用的な知識まで、幅広く学習できていると思います。
近隣の塾等と比較すると割安ではありますが、個別指導等はないので保護者が上手に監督していかないといけないと考えます。
子供の好きなタイミングで学習でき、活用しているところが、最大の利点です。一方、採点は自分でしなければならないので、相手が親だと甘えたり、子供の感情によって学習が滞ることもよくあり、なかなか難しいところだと思います。
通信教育は、親も子も根気が必要で、いかにお互いが協力して学習できるかで、余すことなく学習資料を活用できるのだな、と痛感しています。
シールやカラーが多用されていて、子どもにとってわかりやすく、楽しみながら取り組めました。少しずつ問題を解く、ということに慣れてきました。丁寧に取り組む姿勢が身についたように思います。市販の教材等と比べてもかなりの低価格だと思います。市販のドリルを買い揃えるのが私にとっては面倒なので、ちょうど良いです。
毎月テキストが届くのを子供が楽しみにしています。郵送の添削問題やシールを集めて景品を、というシステムはありませんが、適度に学べて良いと思います。
良心的な金額で子供が好きなワーク系が楽しめます。玩具が付いてこないので、某教材より私は魅力的でした。
シールがたくさんあり、娘はとても楽しそうに取り組める所がとても気に入ってます。書く練習が少ないかなっと思っています。
一定時間、机に向かう事が出来るようになった所が、親としてとても嬉しいです。
塾や他の通信教育に比べて安いのではないかなと思っています。付録はすぐに飽きてしまい捨ててしまう為、付録の付いていない為、安い料金のポピーに満足しています。
教科書にぴったり合っていて、どのページを取り組めば良いのかわかりやすいです。また、付録が少ない点が良かったです。いろいろな形の玩具のような物が毎月増えないので教材を片付け易く、快適に続けられます。
学校の教科書に合った教材が届くので利用しやすかったです。教材の分量も多すぎず少なすぎず適量だと思います。添削はないのですが、締切に追われることがないので学校の授業の進度に合わせやすいように思います。
子供が学習に取り組む動機付けに苦労しているので、そういったところをサポートしていただければ良いと思います。
シンプルな教材とその価格に満足している声が多いです。教科書の基礎・基本がしっかりと押さえてあるので、きちんと継続すれば確実に力のつく教材になっています。
月刊ポピーの料金
ポピーは、入会費・年会費・各種サービス全て無料です。送料は、一部地域を除いては基的に無料になっています。
毎月支払う金額は学年(学齢)によって異なりますので、以下で詳しく解説しています。
幼児ポピー(ポピっこ)
幼児ポピーの料金は以下のようになっています。
料金(税込) | |
ももちゃん(2〜3歳) | \980 |
きいどり(年少/3〜4歳) | \980 |
あかどり(年中/4〜5歳) | \1,100 |
あおどり(年長/5〜6歳) | \1,100 |
幼児は大体1,000円前後で始めることができます。
小学ポピー
小学ポピーは、学年が上がるごとに料金も上がっていきます。
料金(税込) | |
1年生 | \2,700 |
2年生 | \2,852 |
3年生 | \3,158 |
4年生 | \3,158 |
5年生 | \3,463 |
6年生 | \3,463 |
ただ、1番高くても3,000円代なので、こちらもやはりお手頃な料金設定になっています。
月刊ポピーの入会方法と退会方法
入会方法
入会の申し込みは、公式サイトの「入会お申し込み」フォームより、web上で手続きを行うことができます。
教材は、申し込んでから約10日で届けられます。
休会・退会方法
休会・退会をしたい場合は、2ヶ月前までに連絡をします。
こちらから連絡をしない限り、中学3年生の3月まで毎月続けて教材が届けられますので、注意してください。
月刊ポピーの無料お試し見本
ポピーでは子ども1人につき1部、無料で「お試し見本」をもらうことができます。
そのまま直接入会の手続きをすることもできますが、ポピーの教材が子どもに合うかどうかは分かりません。体験できるものは、1度体験しておくことをおすすめします。
最初にも書きましたが、ポピーに入会する場合は「全家研」から申し込む方法と「さんけん社」から申し込む方法があります。
出典:『月刊ポピー』公式サイト
無料のお試し見本についても、全家研・さんけん社どちらからも1部ずつもらえます。
教材は同じですが号数は違うものが届くので、2ヶ所から申し込むとさらにじっくりと内容を確かめることができますよ。
私も2ヶ所から申し込みをして、お試し見本を体験してみました。その時のレビュー記事はこちらです。
おためし見本の申し込み方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。3分程度で簡単にできますので、ぜひ試してみて下さいね。
月刊ポピーで届く教材は?
ポピーでは、届けられる教材が各学齢・学年ごとに決まっています。届いた教材が不良品だった場合は交換してもらえますが、基本的に返品はできません。
幼児ポピー(ポピっこ)
出典:『月刊ポピー』公式サイト
幼児ポピーでは毎月、年齢に合わせて以下のような教材が届きます。
届く教材 | |
ももちゃん (2~3歳) |
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きいどり (年少/3〜4歳) |
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あかどり (年中/4〜5歳) |
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あおどり (年長/5〜6歳) |
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見ての通り、届く教材はとてもシンプル。長年のノウハウを生かして作られた教材が厳選されています。
小学ポピー
出典:『月刊ポピー』公式サイト
小学ポピーでは毎月、学年に合わせて以下のような教材が届きます。特定の教科のみを受講することはできません。
届く教材 | |
1年生 |
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2年生 | |
3年生 |
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4年生 | |
5年生 |
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6年生 |
小学ポピーでは毎月届く教材のほか、それぞれ決まった月に副教材が届きます。例えば、
- 九九カード
- 作文・表現力ワーク
- 学年末・学期末・前期のまとめのテスト
- 漢字楽らく復習ドリル
など。これらの他にもまだまだあります。
さらに4月もしくは入会時には特別教材セットももらえるので、値段がお手頃にも関わらず、かなり充実した教材内容になっています。
紙の教材だけではありません。小学3年生以上に届く「算数チェック&チェック」では、算数の詳しい解説を動画で見ることができるようになります。
↓↓小学ポピーの算数動画見本↓↓
月刊ポピーの学習内容
幼児ポピー(ポピっこ)
年長さん用・「あおどり」のドリるん
幼児の時期から、「こころ」「あたま」「からだ」をバランスよく鍛えていきます。また、小学校の学習につながる内容も充実してるので、入学準備はばっちりです。
年中さん(4~5歳)用の「あかどり」からは、デジタルコンテンツも利用することができます。文字や数を学んだり、朗読音声や動画を見ることができたり。
知恵を鍛えるためのデジタルゲームも入っているので、より楽しく学習することができます。
小学ポピー
小学ポピーで学べる教科は以下の通り。
1・2年生 | 国語・算数・生活科・英語 |
3~6年生 | 国語・算数・理科・社会・英語 |
ワークは教科書に沿った内容で、1回で取り組む学習ページの目安は2ページ。大体15~20分で取り組める内容になっています。
出典:『月刊ポピー』公式サイト
小学ポピー4年生のワーク見本
理科では実験・観察動画も用意されているので、より理解を深めることが可能。
ワークは単元ごとに、きちんと理解できているかを確認するための「まんてんチェック」のページがあります。
理解が不十分な場合は復習をしましょう。ポピーの教材には「もどってカクニン」のマークがついています。
このマークを見れば、どのページに戻って復習すれば良いかがすぐに分かるようになっています。
出典:『月刊ポピー』公式サイト
小学ポピー5年生のワーク見本
さらに毎月送られてくる「テスト」で、学習した内容をもう1度再確認。テストは学校でよく出る問題が出題されているので、本番のテストにも効果があります。
このようにポピーでは、
↓
「ワーク」の学習内容を「まんてんチェック」で確かめ
というサイクルで繰り返し学習に取り組んでいきます。
月刊ポピーの子育て・学習サービスとイベント
ポピーには教材セットの他にもさまざまなサービスやイベントが用意されており、これらは無料で利用することができます。
サービス
子育て相談サービス
長年学校で務めた先生方に、学習だけでなく子育ての悩みも相談することができます。
学習相談サービス
ポピー教材で分からないところがあれば、専門の先生が丁寧に教えてくれます。小・中学生が対象です。
授業進度対応サービス
学校の授業がポピーよりも進んでしまったとき、授業に対応する号を届けてもらえます。小・中学生が対象です。
定期テスト範囲とポピーの対応お知らせサービス
定期テストの出題範囲がポピーだとどの辺りになるのかを、webとFAXで調べることができます。中学生のみが対象です。
ポピー診断
年1回専門の先生が、現状を診断してアドバイスをしてくれます。年少~中学生が対象です。
イベント
算数マスターズ
年2回、応用力を身につけるイベントがあります。参加すると、認定書がもらえます。小学生のみが対象です。
年賀状コンクール
ポピーへ年賀状を書くコンクールです。入賞すると、すてきな賞品がもらえます。年長~小学生が対象です。
俳句コンテスト
年1回開催されます。入賞すると、すてきな賞品がもらえます。小・中学生が対象です。
ポピーDEはなまる集めよう
「はなまるシール」を集めて応募すると、「がんばり大賞記念品」がもらえます。小学生のみが対象です。
教育対話活動
- 子育て講演会
- 学び方教室
- 母親セミナー
など、ポピーオリジナルの活動にも参加することができます。
月刊ポピーのデメリット
添削がない
添削があれば「提出しないといけない」「頑張ろう」と思えるのですが、ポピーにはまなびwithのような添削システムがありません。
ただ、添削は一旦送ると返却までに普通は大体2週間前後かかります。そうなると、どこを間違えたのか・どうして間違えたのかをすぐに確認することができません。
ポピーはすぐに丸つけができるので、間違えたところを忘れないうちに見直すことができます。「答えとてびき」の解説も充実しているので、添削がなくても大丈夫です。
キャラクターがいまいち
ポピーにも一応、キャラクターが何種類かいます。一部を紹介するとこんな感じです。
幼児ポピーのキャラクター
小学ポピーのキャラクター
かわいくないということはないのですが・・・。やはりこどもちゃれんじのしまじろうなどといった人気キャラクターと比べると、見劣りはします。
もちろん勉強にキャラクターは関係ないのですが、子どもはキャラクターによって教材への食いつきが全然違ったりしますので、キャラクターにもこだわる場合にはデメリットになります。
やる気を継続させるサポートがない
ポピーには、「これだけしたらプレゼントがもらえる」といった、いわゆるごほうびのようなもシステムがありません。
プレゼントがもらえるから勉強するというのは本来は違うかなとも思うのですが、子どものやる気を手助けしてくれるシステムではありますよね。
ただ、ポピーにそのようなサポートはありませんので、モチベーションを維持させるための工夫は必要になってきます。
簡単すぎる場合も
「すぐ終わらせてしまった」「もう少し量がほしい」といった口コミもちらほら見かけました。
学習能力は個人によって差があるため一概には言えませんが、子どもによっては簡単すぎてもの足りないと感じることがあります。
ポピーでは体験用として「お試し見本」をもらえるので、入会する前に1度中身を確認しておくことをおすすめします。
月刊ポピーのメリット
無理のない量で継続学習
ノルマが決められておらず、教科書に沿って進んでいくため、無理なく学習できます。
もちろんサボれば溜まっていきますが、1日1日きちんとしていくのであれば、負担はそんなにありません。
もし他の習い事をしていたとしても、両立しやすく無理のない量になっています。
予習・復習がしやすい
ポピーは子どもの教科書に沿った内容になっていますが、子どもにも分かりやすいよう、教材には教科書の対応しているページが記載されています。
出典:『月刊ポピー』公式サイト
これを見れば教科書と見比べながら学習できるので、1人でも予習・復習をすることが可能。また、テスト前にはその箇所だけ重点的に勉強をすることもできます。
副教材もかなり充実!
上記の教材内容でも紹介しましたが、毎月届く教材が充実しているはもちろん、副教材の方もかなり充実しています。
副教材が届くのは決められた月だけ。学習量を増やしたり、学習したことが定着しているかをチェックしたりと、便利に活用できます。
親子で関われる「答えとてびき」が便利
幼児~低学年の「答えとてびき」には、子どもに上手に教えるための保護者向けアドバイスも掲載してあります。
子どもにどうやって勉強を教えていいか分からないときには、ぜひ使ってみて下さい。
出典:『月刊ポピー』公式サイト
私は正直、

なんて思っていたんですが、実はこれ、けっこう便利なんです。
というのも、子どもにワークを取り組ませるのって大体夕方から夜のどこかになりますよね。つまり、親ももうへとへとの時間帯です。
そんな状態で子どもの学習に対して声かけをしたり、アドバイスをひねり出したりするのは、結構しんどいものがあります。
けれどこの答えとてびきを活用すれば、疲れて無の状態になっていてもちゃんと関わることができます(笑)。
こちらもイライラしなくて済みますし、親と関わることは子どものモチベーションの維持にもつながるので、一石二鳥です。
始めやすい!手頃な料金
ポピーには付録やおもちゃが付いていないので、その分月々の料金が安いです。特に幼児ポピーであれば、充実した教材を1,000円前後で利用することができます。
こどもちゃれんじにも幼児向けのコースがありますが、月々2,000円前後。もちろん付録やおもちゃがたくさんついているのですが、そのような付録は場所もとりますよね。
「余計な付録は必要ない」
「これ以上ものを増やしたくない」
「お勉強の教材だけで十分!」
という方には、ポピーはおすすめの教材です。
月刊ポピーはこんな人におすすめ!
月刊ポピーはこんな人におすすめです。
- お手頃な値段で習い事を始めたい
- 自宅で学習したい
- 付録やおもちゃ、キャラクターにこだわりはない
- 定期的に学習させたい
- 基礎・基本を定着させたい
月刊ポピーのまとめ
ポピーは付録やおもちゃがなくシンプルな学習教材ですが、その分「勉強をする」ということに集中することが可能。
基礎・基本をしっかりと定着させていきたいのであれば、おすすめの教材です。
「お試し見本」であれば無料でもらえますし、申し込みも3分程度でできます。入会前にぜひ1度、ポピーを体験してみてくださいね。